まあ今までと違い検査をいっぱいやってるとはいえ、100超えはいやですね。クラスター班がんばれ!

ちなみに病床の逼迫予想についても小池さんの説明も専門家まかせですね。そして詳細はまだわからない。(25分当たり)でも大曲先生がいるからなんとか大丈夫でしょう。

今回は皆さんに是非読んで欲しい記事を紹介します。



免疫学者の宮坂先生(ミヤネ屋でよくコメントされてます)の朝日新聞記事です。タイトルは少し過激ですが(抗体だけでは集団免疫はできないということ)、イラスト含めてわかりやすいです。免疫の面白さがわかるとともに、まだコロナには不思議がいっぱいということがわかります。

記事以外に宮坂先生のFBからのまとめです。以下のことを西村大臣にレクしたそうです。

(1)免疫というのは二段構えの構造で、決して抗体だけが大事ではないこと
(2)ある場合には自然免疫だけでもウイルスを排除できること
(3)抗体が働かなくてもTリンパ球の働きでウイルスを排除できる可能性があること
(4)抗体の保持率と感染者の割合は必ずしも一致しないこと
(5)現在の集団免疫の考え方は間違っていること
(6)ワクチン投与では必ずしも善玉抗体ができるとは限らず、悪玉抗体や役無し抗体ができる可能性もあること
(7)このことから、ワクチン開発は慎重に行う必要があり、特に臨床試験を短縮してやるのは要注意であること

特に(2)。同じ場所にいても風邪ひかない人いますよね。コロナ予防のため免疫を高める、つまり規則正しく生活して、いい睡眠をとって、充実した仕事をすることは大切なんです。

>ワクチンが出来れば、新型コロナウイルスはインフルエンザウイルスと同程度の病原体となりますが、作りやすく、安く作れる良いワクチンが出来るのには2年以上かかるでしょう。重症化を止める薬が出てくれば、普通の感染症となりますが、それにはまだ時間が必要でしょう。しばらくは、新型コロナウイルスと共生していかなくてはなりません」

ワクチンができたらすぐにコロナはなくなるとか、本当医療を単純化しようとするのは大きな間違いだということを免疫学の立場から説明してくれています。それでも2年より少しでも早くなることを私は期待してます。

季節性インフルエンザレベルにするためにはまだまだハードルは高いです。でも日本人の重症化しにくいことに感謝して、手洗い、マスク、3密予防でコロナと一緒に生活していきましょう。

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