〇秋分の日
この日をはさんで前後7日間が秋の彼岸となる。
この日は昼の時間と夜の時間がほぼ等しく、次第に夜が長くなって行く。
秋の七草が咲き揃う頃でもある。
〇彼岸の中日
「彼岸会」。他の仏教国には無い日本独特の仏教行事。
この日は先祖を供養し墓参りなどを行う。
この時の供物が秋に供えるものであるから季節の花に因んでお萩と呼ぶ。
〇社日(しゃにち)
秋社(しゅうしゃ)=秋の社日とも。
秋その年の収獲に感謝し祀る神社の行事。
秋分にもっとも近い戊(つちのえ)の日で、
生まれた土地の産土神(うぶすながみ)に参拝する。
社日には金忌(かねいみ)といって鍬(くわ)を使ってはならない、
土を耕してはならないとされている。
〇八専間日
この日は五行が一致せず凶では無い。
今日から三日間、尾上にある猿賀神社で十五夜大祭が執り行われる。 猿賀には近い親戚がいるのだが、夜に出歩くのが億劫になりここ何年か宵宮には行っていない。
岩木山はまだ紅葉の気配が感じられず、本格的な秋はこれからだと思われる。秋になると中腹から始まった紅葉が麓にまで降りてくる。そうしてキノコ採りのシーズンが幕を開ける。