前期令昭位戦C2/C3リーグ最終節の見所 | RMU公式ブログ

RMU公式ブログ

麻雀競技団体、RMUの情報をお届けするブログです。他競技麻雀団体のトピックも随時更新。


お久しぶりです。約半年ぶりの登場となります、B級ライセンスの宮田です。

 

コロナウィルスの影響により、日本どころか世界中に大きな影響が出てはや数ヶ月。その中のほんのごく一部である競技麻雀界隈も例外ではなく、各団体とも大幅に活動規模を縮小して運営しているのが現状です。RMUも色々な対局を休止し、愛好家の皆様と牌を交える機会が減っているのは心苦しい限りですが、現状が落ち着いてまた元通りの日々が戻るのを心より願っております。

 

一方で、リーグ戦などの一部の対局については、やむを得ない理由による休場(当期降級なし)や事前申告による休節(当該節ノーペナルティ)などの特例を設け、当日も受付時の検温やこまめな手指消毒、牌や卓も数半荘ごとに清拭を行いながら実施しております。

また、休止期間があったことで日程も変則的になっており、8/1()B1B2は第4節を行うのですが、他のリーグはすでに4節目を打ち終えており、翌8/2()にはC2C3は最終節を迎えます。

今期はこれまでのようなTwitterでの速報をお届けできないかもしれませんが、ここ数年掲載している最終節展望記事はこれまでと同様、直前にアップしていくのでチェックしていただけたらと思います。

 

今回は、C2C3編です。


C2



かなり縦長の展開で、5位の辻までは、大きなマイナスをしなければ昇級は堅そう。6位の虎島は現状維持くらいで圏内だろうが、その下は1ラス圏外へ落ちそうなプラスしかなく、残り6枠を10程度で争う展開が予想されます

(ただ、今期は休場の関係もあり、昇級枠に入っていてもプラスのスコアでないと昇級できません。例えば、この表で13位の中村は、最終節も休節予定で±0のままになりますが、仮にそれで12位以内に入って昇級の権利は発生しません。そのため、現状のマイナス組は、まずはトータルプラスを目標にして、その上でターゲットを定めることになるでしょう。

一方の残留争いは、残留ボーダーを挟んで3人が同卓する5卓の動向が展開を大きく左右することでしょう。その下にいる朝霧は、別卓で4人打ちという特性を生かしてこの争いに乗じたいところでしょうし、その上の新谷は最終戦抜け番予定なのでこの争いに巻き込まれたくないところ。大木から上は若干ポイント差があるので、上を見つつもどこかで折り合いをつける場面がでてくるかも、といったところでしょうか。

 


C3

こちらは首位通過にはジャンプアップの特典があります。現状首位茶木は、前節やや大きなマイナスで後続に迫られたが、卓内に追手がいない好材料を生かして逃げ切れるか。追う側は、数字的には8位の青木まではギリギリ可能性があるか。昇級ボーダー現状マイナスで昇級権のない新垣なので、多少のマイナスなら昇級枠には残れそうで攻めやすいのは確か。そこから下は通常の昇級争い。先ほどから書いているようにトータルプラスにならないと権利が得られないので、C2と同様、まずはそこを目指すことになることでしょう。

残留争いは、現状降級圏の仲間と松本、そこから50ポイントほどの差にいる6人+真樹あたりの争いとなりそう。ここは、欠場がなければ全卓5人打ちで最終戦抜け番の選手が多数出てくるので、それまでに決めたいところ。

 

他のリーグは、また直前に掲載する予定です。

 

(文中敬称略 文責・宮田信弥)