白状しますと-読解力を向上させる(その2) | カクザンのブログ(岡山市の親子将棋教室)

カクザンのブログ(岡山市の親子将棋教室)

子どもたち、保護者の方に、将棋の楽しさ・魅力をお伝えします。次回教室は津山おもちゃ図書館将棋教室が4/20(土)、高島教室が4/21(日)の予定です。

白状いたしますと、子ども~学生時代のカクザンは読解力が未熟でした。現在では、一般的な読解力を身につけることはできていると自負しているものの、それは社会人になってから、相当鍛えられたからです。そこには大変な苦労がありました。このような体験があるため、どのようなことを心がければ、読解力を向上させることができるかということについて、取り上げてみたいと感じたわけです。

 

さて、読解力を向上させる方法として、巷間で良く聞かれるのは、「本や新聞を読みなさい」というご意見ではないでしょうか。これは真実だと思います。読解力が高いという観点で、私がまず思い浮かぶ方々といえば、大学の先生と役所の職員の方です。この2つの職業の方は、膨大な量の書籍や文書に目を通すのが仕事の一部というような日々を送ってらっしゃいます。読解力という才能があったからそうした職業への適性があったという側面もあるのだとは思いますが、私は、来る日も来る日も、たくさんの文章を読まなければならないという職場環境が、読解力を向上させている面が強いのではないかと思います。

 

というわけで、読解力を向上させたいと思ったら、「本や新聞を読みましょうね」ということになります。書店や新聞社のために書く文章であれば、今回のテーマはここで終わりとなります。しかし、私が皆さんにお伝えしたいのはそういうことではありません。「本や新聞を読めば読解力が向上する」と言われても、そんなことは分かっている人がほとんどだと思うからです。問題は、それは分かっているんだけど、なかなかできないというところにあるのではないでしょうか。まさに「言うは易く、行うは難し」の典型です。さらに、本を読むだけでは読解力向上につながらない可能性すらあると、これは体験に基づくものですが、カクザンはそう思っています。要は何を読むか、そして、どのように読むかが非常に大事だと思うわけです。

 

今回のテーマで、カクザンが皆さんにお伝えしたいポイントは非常に単純な内容です。テクニックではなく、誰もができること、そして、これを知っていれば読解力の改善につながるはず、といったことになると思います。しかし、結論は急がず、ゆっくりご説明していきたいと思います。

 

 

↓ 人気ブログはこちら。


人気ブログランキング