prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」

2019年06月17日 | 映画
怪獣たちの一大バトルという点ではてんこ盛りの大満足だが、日本発のぬいぐるみ怪獣がハリウッド製CG怪獣になると、スケールはでかくなるけれど可愛らしさは後退しますね。
怪獣が可愛いというのも妙な話ではあるが、特にモスラのフェミニンで平和的なイメージが「虫」そのまんまの感じで節足動物ぶりが強調される。(バトラみたいだとよく言われてる)

ゴジラが核兵器のアナロジーという設定は一作目だと生きていたが、繰り返して変奏しようとするとどうもムリが出てくる。放射能汚染というのは目にも見えず音も匂いもしないのが恐怖でもありいやらしさでもあるので、具体的な形を与えるのが難しい。

出てくる科学者たちがあらたかマッドサイエンティストとしか思えず、普通だったら文句なしの敵役になりそうな環境テロリストが引っ込んだ感じにすらなった。

エンドタイトルを見ているとメキシコのパートの撮影を請け負った会社はREDRUMというらしい。「シャイニング」のキーワードで、MURDER(殺人)を逆に読んだもの。会社の名前につけますかね。

「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」 - 映画.com

「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」 - 公式サイト


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。