今日読んだのはこちら!

藤子・F・不二雄大全集 T・Pぼん 1: 藤子・F・不二雄大全集 第3期/藤子・F・ 不二雄
¥1,785
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藤子先生と言えば、ドラえもん・キテレツ大百科・パーマンなどが代表作となると思います。

実際に、上記以外の作品で多く知られているものは少ないと感じます。


本作はそんな藤子先生の隠れた(?)名作「T・Pぼん」です。「T・P」は「タイムパトロール」の略です。


僕は正直なところ、藤子作品を真面目に読んだのは小学生の頃が最後です。ドラえもんなどのアニメも小学生の頃を最後に真面目に見た記憶はありません。



そんな僕がこの作品を知ったきっかけは小学生のころに、「T・Pぼん」のアニメが2時間で放送されていたからです。毎週アニメが放送されていたわけではなく、1回だけ2時間映画のように放送されていたんです。(記憶違いはあるかもしれません)


そのときのアニメがとても面白くて今でも印象に残っていたんです。そして、偶然アマゾンで見かけて購入したというわけです。


内容はやはりドラえもんやキテレツ大百科などとは異質なものでした。

最近の少年誌ではあまり無いでしょが、普通に人が死んでいきます。しかも、首を切り落とされたりなど残酷な描写もあったりします。


とはいえ、本作はタイムパトロールつまり、タイムマシーンに乗って人を救うというSFもので、設定自体はまさに藤子作品という感じではあります。


話の流れや、登場人物の反応など今の時代に見ると違和感を感じる部分は多くあり、小学生時代にアニメで見たほどの感動や面白さというのはありませんでした。


ただ、この作品は大人はともかく子供が見れば十分に楽しめるものになっていると思いますので、そういう意味ではやはり藤子作品は子供のためのものなのかなあという気がします。


懐かしさにかられて購入したものの、昔の感動を再現とはいかず残念なところはありますが藤子・F・不二雄さんのドラえもんなどとは違った一面が見れるという意味では貴重な作品です。





お勧め度
6/10
*あくまでも個人的な主観に基づくものです。本は見る人によって評価がまったく変わることがありますのでその点はご了承ください。

お勧め度目安
10 → 年齢・性別・民族・地域を問わず見るべし!
8・9 → 出来る限り多くの人に見てもらいたい!
6・7 → 書評を見て気になった人は見てもらいたい!
4・5 → 本屋で立ち読みでもしてもらって気になった人は見たらいいかな~
2・3 → あまりおススメはできないかな…
1 → 怖いもの見たさで見たい人だけ!



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今日読んだのはこちらー

赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド/清水悦子
¥1,365
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赤ちゃんの夜泣きにお困りの方は多いと思います。

我が家も1歳に満たない子がいるので、夜泣きで困る日があります。とはいっても我が家の場合はそこまでひどいということも無く、朝までぐっすり寝てくれることも多いので心底困っていると言う訳ではありません。


ただ、寝かしつけるときには必ず抱っこか、母親のおっぱいで寝ている状態で自分から眠りにつくことが無いので参考になることが書いてあるかと読んでみたわけです。



内容としては、著者自信が子供の夜泣きに苦しんだ経験があるということで、とにかく子育て苦労する母親に向けてやさしい言葉で書かれており、こういった文章を見ているだけでも母親としては救われることがあるのではないかと感じました。


肝心の夜泣きの問題については、生活習慣を正すことを第一として寝かしつけるときにやってはいけないことが細かく書かれています。実際に実践できるかどうかはまだ不安もありますが、その語りかけてくるような文体はとても好感が持てました。



そして、何といっても本書で一番感心してしまったのは冒頭部分です。そこでは著者のやり方を実践して、夜泣きが治る可能性について触れているのですが、そこでは7割の可能性で治ると書かれているのです。とても正直な数字なのではないでしょうか。普通こういったときは、「99%の人が満足しています!」みたいな謳い文句が多いわけですが、本書では冒頭からいきなり「3割は改善しない可能性がありますよ」と正直に書いてあるわけです。


うちの子がこの7割にはいるかどうかは、分かりませんが本書を参考に実践をしていきたいと思います。

小さなお子さんがいらっしゃる人にはぜひ読んでもらいたい一冊です。



お勧め度
8/10
*あくまでも個人的な主観に基づくものです。本は見る人によって評価がまったく変わることがありますのでその点はご了承ください。

お勧め度目安
10 → 年齢・性別・民族・地域を問わず見るべし!
8・9 → 出来る限り多くの人に見てもらいたい!
6・7 → 書評を見て気になった人は見てもらいたい!
4・5 → 本屋で立ち読みでもしてもらって気になった人は見たらいいかな~
2・3 → あまりおススメはできないかな…
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使命と魂のリミット (角川文庫)/東野 圭吾
¥740
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ここ最近東野作品が多いですね。

東野作品はとにかく安定していてはずれがほとんど無いのがすごいです。


さて、本作ですが、内容は病院を舞台にした物語となります。


話の軸としては、病院へのテロ(?)行為の予告と、主人公である女性医師の父がある病気の手術後に死亡した謎に迫るものとなっています。



病院へのテロ行為については、その真相は予想もしないところにあります。


そして、女性医師の父の死には、女性医師の母と女性医師の上司が関係してくるのでは?という複雑な形になっています(小説で読めば東野さんの巧妙な文章でそんな複雑に感じないですが)。




この二つの軸は関係ないように見えて、終盤に向けてどんどん絡み合ってきて謎が解明されていくという形になっています。



多くの東野作品と同じように全ての人間が幸福になるというラストではないのですが、女性医師の成長やその後を想像したくなってしまうラストなど見どころは多いです。


東野作品はすごいですね…





お勧め度
7/10
*あくまでも個人的な主観に基づくものです。本は見る人によって評価がまったく変わることがありますのでその点はご了承ください。

お勧め度目安
10 → 年齢・性別・民族・地域を問わず見るべし!
8・9 → 出来る限り多くの人に見てもらいたい!
6・7 → 書評を見て気になった人は見てもらいたい!
4・5 → 本屋で立ち読みでもしてもらって気になった人は見たらいいかな~
2・3 → あまりおススメはできないかな…
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