カナダ在住者が遭遇した出来事や文化の違いを綴っています。

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日本企業の海外転勤とかではなく、現地で現地採用を目指す場合です。 

 

日本企業だと大学の専攻とは無関係のポジションに回されることも多いかと思います。 

北米の場合、ビザ関連手続きにおいて大学は職業関連の専攻であることが重視されますので 畑違いの分野だと大卒でも大卒として扱われない可能性があります。つまりビザが取りにくくなります。 

日本の大卒よりは現地の大卒の方がビザが取りやすくなります。 しかしながら、大学の留学生授業料は半端なく高いです。 さらにコンピュータサイエンスなどは人気なので、入学すること自体がかなり難しいです。 

 

留学エージェントや斡旋業者が正しい情報を把握していない・またはわざを黙っていることもあります。 

例えばインターンシップで働いて不法就労で捕まる可能性もあります。 就労には就労できるビザが必要です。

無賃金だからOKとかではないです。 観光ビザで就労してはいけません。 

 

古い情報や数年前にワークや移民ビザをとった人の体験談をもとにビザ取得を目指してしまい、法律や制度が変わって、実際には取れないこともあります。 

留学には大きい費用がかかるので、もし就労を見越しての留学なら最新情報をしっかり調べた方がいいです。 ビザ取得要件は頻繁に変わります。留学中に法律が変わってしまいビザが取れなくなる可能性もあります。 また就労中にビザ要件が変更になることもあるのです。 リスクを踏まえて行動する必要があります。 これはビザのアドバイスを謳っているエージェントも把握してない(または都合が悪いのでわざと黙ってる)場合があります。 

意図せず、間違った情報を教えてしまう人たちもいます。 情報はどんどん変わります。

自分でしっかり調べる必要があります。最終的に頼るのは自分です。 

 

個人的な意見としては、ビザは取れるときにとっておいた方がいいように思います。 というのは「移民ビザはお金かかるし、今はまだいい」とワークビザから切り替えせず、結局ワークビザの更新ができず、カナダにいられなくなった人を何人か知っています。 人生における選択肢は多い方がいいと思うのです。 

正直、海外で生きていくのはしんどいですけど、それと同じくらい面白さもあるので、チャンスがあるなら試してみるのもいいのではないかな?と思います。 とはいえ、向き・不向きがありますし、他国が理想郷な訳ではないですから「やっぱりやーめた!」というのもアリだと思います。 

 

ビザ取得や海外での就労は優秀さのレベルで決定づけられるのではなく、運とタイミングによる部分も大きいです。さらにいうなら担当したビザ審査官のその時の気分で変わることすらあります。 なので、あらかじめ取れない可能性も覚悟しておく必要があります。 またビザ申請や海外滞在に関しては防げたであろう「こんなはずじゃなかった」の悲しい話を聞くことも多いです。情報を前もって知っているか知らないかでも大きく違います。もし海外での就労やビザ取得を目指す人には、とにかく最新情報を注意深く収集してもらいたいです。

 

 

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