福岡県築上町の山奥に白い彼岸花で真白く染まる不老山正光寺があります。
この地域は福岡県東部に位置する、江戸時代では豊前国にあり、天下の参謀として名高い黒田官兵衛が一時期治めた場所です。
それ以前は地元で未だに信仰厚い4百年に渡り宇都宮家が治めていて、未だに黒田家よりも慕われているように感じます。
この正光寺は、その宇都宮氏の祖である宇都宮信房が鎌倉時代に関東にある下野国(しもつけのくに)から
一族の守り本尊である文殊菩薩を招来させ開山したのが正光寺の始まりと言われています。
白い彼岸花は20年前から「白い彼岸花まつり」が今年も開催され、 見事に咲き誇る約1万本の白い彼岸花がご鑑賞いただけます。
この白い彼岸花は、およそ60年前正光寺の周辺のあぜ道で咲いていた白彼岸花の球根を譲り受けて、
境内に植えたものが増え群生したものだそうです。
境内に広がる白彼岸花と山里ののどかな風景
気持ちがほのぼのとしてきますね。
境内に広がる白彼岸花と休み処「もんじゅ」
ここで休憩し、白彼岸花を眺めt癒やされました。
「やすみ処」の漢字を初めて見ました。
この漢字の詳細は次をご覧ください。
休憩所の名札
この文字は現在使っている「処」で旧字体「處」のさらに以前の文字のようでした。
中国の唐の時代(7~9世紀ごろ)の石碑に刻まれた「處」の字で、初めてみました。
彼岸花の赤白黄のアンサンブル
境内は白一色なので良いアクセントになります。
赤い彼岸花で群生
山肌に広がる白彼岸花
苔むした東屋
良い雰囲気でしたね。
上から苔むした東屋と彼岸花
赤い彼岸花とのコラボが素敵でした。
苔むした地蔵尊達
戦国の豪傑で名を成した後藤又兵衛の自作手洗い鉢
黒田官兵衛の息子長政が筑前藩を確立後、折り合いが悪く脱藩後しばらくここにいたようです。
その時製作したものらしいです。
その後、大阪に出て大阪夏の陣で真田幸村とともにこの世を去りました。
毎年、この時期になると2時間掛けて北九州から出向いてきます。
最近では公園などでも白彼岸花をみるようになりましたが、苔むした寺と白彼岸花の雰囲気はここでしか味わえないものです。
今年も、至福のひとときを過ごしました。
いつものポッチ! 応援ありがとうございます
苔むしたお地蔵さん いいな~
白一色の群生もいいですが紅白は一層鮮やかになります、苔という植物は風景に深みを与えてくれますね。
こちらでもよく見られます。
いや~彼岸花が満開に・・・
季節ならではの姿です
花ばかりではなく
気持の好い光景というのでしょうか
とても爽やかな気分になり嬉しく思います
ありがとう・良裕さん(*^_^*)
赤い彼岸花が一層引き立ちます。
9月15日のウオーキングで真田幸村終焉の地、
大阪夏の陣で真田幸村が戦死したのが安居神社
境内と言われている所をみてきました。
彼岸花といえば赤というイメージが薄らぐかもしれませんね。
北海道と九州では咲く花も随分違いますね。
花も好きですが風景も好きです、九州らいい色んな風景を見て行きたいと思っています。
苔むした東屋が気に入りました。
どちらも引き立てあっているのでしょうね。
安居神社、ブログで見ましたよ、壮絶な死を遂げた場所ですね。
ここは後藤又兵衛が失意なのか安らいだのかわかりませんが静かな日々を送ったようです。