みなさん、おはようございます。
とうとう日本でも緊急事態宣言が出されますね。
緊急事態宣言への対応については影響を見極める必要がありますが、その前に大きな問題に対応する必要があります。
一部の国・地域宛て国際郵便の一時引受停止
4月2日から多くの国に対する国際郵便の引き受け停止が始まりました。
すでに発送済みの荷物についても、配達が出来ないと判断された場合は出荷人に戻されることになります。
その結果・・・・・
今のところ最大で154個の荷物が戻ってくる可能性があります。
そして、その中で47個は再発送が出来ずに返金となる予定です。
やってらんねー!
覚悟はしていたのですが、再発送のコストと合わせると結構な損害が出そうです。
しかし、嘆いていたところで状況は変わらず、無慈悲に返送はおこなわれるわけです。
バイヤーさんへの連絡も含めてしっかりと対応をしていく必要があります。
データ的に見ると3月15日以降に発送したものは返送される確率が非常に高いです。
もちろん、国によっては発送が行われ、配達まで完了しているものもあります。
出荷日での内訳では3月14日までに出荷したもので13個の荷物が対象国への到着が確認できていません。
ただし、対象国内での処理が遅れているイスラエルが6件あるので、この期間に出した荷物の返送は減るのかもしれません。
その一方で15日以降に出荷したものは返送が始まっています。
現時点では51個の荷物がトラッキング情報上で返送と表示されています。
つまり、この期間にみなさんが出荷した荷物についても、発送方法や対象国については返送される可能性が非常に高いわけです。
返送および返金への準備をすることを強くお勧めします。
さて、問題はここで終わりではありません。
むしろ更なる問題が発生する可能性があるのです。
現在、国際郵便が受け入れ可能とされている国においても、発送出来るかが不透明となっている。
ぶっちゃけた話ですがアメリカに発送出来るかがわかっていません・・・・
これは東京の国際郵便の話なのですが、3月末ごろに出荷された荷物が国際郵便で保管されたままになっています。
EMSは4月に入ってまだ1便もアメリカには飛んでいません。
これはかなりやばい状況ですね。
ある程度の荷物は飛ぶとは思うのですが、到着遅延は避けられない状況です。
追伸
アメリカ宛てEMSが4月2日に処理されたものがあることを4月7日に確認しました。
このような状況下にあっては、バイヤーさんとのコミュニケーションが特に重要となります。
出来る限り商品を発送する前に状況について説明をする必要があります。
発送の遅延、到着の遅延、トラッキング情報の見方、現在の状況を説明することで、発送前にバイヤーさんの理解を得ることが大切です。
連絡をしたバイヤーさんのほとんどは理解を示してくれます。
この局面での労力は惜しむべきではありません。
次から次へと問題が発生します。
しかし、ここで気持ちを折っている暇はありません。
現実を受け入れ、しっかりと前を向いて進んでいきましょう!