おはようございます!株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は、申請書に記載すべき8つの項目の中の様式3-1「2.販路開拓等の取組内容」を見ましたが、今日はいよいよ最後の項目「4.補助事業の効果」を見ていきます。
ここも簡単に書けそうですが、実は求められていることが多いように感じています。
実際に私のところに来る文書を見ても「効果」を素直に捉え、下分のように売上と利益への影響を記載される方が多くいます。
「売上高をこれまで以上に増やしたい」「お客様の満足度を高めたい」「行列ができるような人気店にしたい」・・・というような文書も多く見受けられます。・・・が、審査員として読むと・・・これまで以上ってどれくらい?満足度って何を満足させるの??行列って何人並ぶの???という感じで、まったく頭に入ってきません。
まず「効果」には、数字で表すことができないものとできるものがあると考えましょう。
「定性的効果」とは、「事業実施によりどのように変えるか?」です。きれいにする!快適にする!ということです。
「定量的効果」とは、「事業実施によりどのくらい売上や利益が増やすか?」です。100万円の投資で利益が現状より50万円増加させる!ということです。
これらを踏まえて、私が書いた申請書をご覧ください。
定性的・定量的な効果については、もう少し書き加えても良いと思いますが、その際も「とても」「これまで以上に」「ものすごい」・・・という言葉ではなく、103%なのか120%なのか、現状がいくらでこれからいくら増加するのか、明確に分かるように、数字で書くようにしましょう。
これは持続化補助金には収支推移が問われていませんが、当社の経営は今後3年から5年間にこのように経営が変化していくという「算定根拠」であり、「経営計画」であり、経営者の「意気込み」「ビジョン」です。
その際には、法人であれば営業利益(または経常利益)率は年率1%以上、従業員が多い事業者の場合には営業利益+減価償却費で付加価値額の合計を算出し、それを従業員数で割ると、一人あたりの付加価値額がでます。これが労働生産性ですので、1年間で1%以上増加するように設定しましょう。
このように書くと、どのような効果が狙えるのか、事業の効果が一目瞭然となるので、今回の補助金申請が適正な投資であると判断されることになると思います!!
今日のポイント
-------------------------------------------
・効果には定性と定量がある!
・できるだけ細かい数字を積み上げた経営計画を策定しましょう!!
-------------------------------------------
申請書はプロに任せましょう!
経営者の仕事は経営戦略を考えるです。申請書の方向性を考える時間は重要ですが、書く作業はムダな時間です。
短時間のヒアリングで申請書を完成させます。是非、当社にご用命ください。
たまには違う専門家を呼びませんか!
持続化補助金、ものづくり補助金、経営力向上計画等の経営計画策定を開催する商工会・商工会議所の経営指導員の皆様。
専門家派遣・セミナー講師等々、是非、当社へお気軽にご相談ください。
この先どうやって進めて良いか分からない・・・
事業維持・拡大・縮小、事業承継、等々・・・こんな悩みを抱える小さな会社の経営者を応援します。
今後の進め方を整理しながら、今後に向けた事業戦略の構築をお手伝いします! 是非、当社へお気軽にご相談ください。
売上が上がらない時代には・・・
消費税が増税しても売上高は上がるものではありません!このような時代には事業と個人のお金の使い道を見直しましょう。
中小企業診断士として「事業支出」を分析しながら、FP技能士として「家計のムダ」を整理します。
是非、当社へお気軽にご相談ください。
昨日は、申請書に記載すべき8つの項目の中の様式3-1「2.販路開拓等の取組内容」を見ましたが、今日はいよいよ最後の項目「4.補助事業の効果」を見ていきます。
ここも簡単に書けそうですが、実は求められていることが多いように感じています。
実際に私のところに来る文書を見ても「効果」を素直に捉え、下分のように売上と利益への影響を記載される方が多くいます。
「売上高をこれまで以上に増やしたい」「お客様の満足度を高めたい」「行列ができるような人気店にしたい」・・・というような文書も多く見受けられます。・・・が、審査員として読むと・・・これまで以上ってどれくらい?満足度って何を満足させるの??行列って何人並ぶの???という感じで、まったく頭に入ってきません。
まず「効果」には、数字で表すことができないものとできるものがあると考えましょう。
前者を「定性的効果」、後者を「定量的効果」と呼びます。
「定性的効果」とは、「事業実施によりどのように変えるか?」です。きれいにする!快適にする!ということです。
「定量的効果」とは、「事業実施によりどのくらい売上や利益が増やすか?」です。100万円の投資で利益が現状より50万円増加させる!ということです。
これらを踏まえて、私が書いた申請書をご覧ください。
定性的・定量的な効果については、もう少し書き加えても良いと思いますが、その際も「とても」「これまで以上に」「ものすごい」・・・という言葉ではなく、103%なのか120%なのか、現状がいくらでこれからいくら増加するのか、明確に分かるように、数字で書くようにしましょう。
また私は最後に収支推移表を作成するようにしています。
これは持続化補助金には収支推移が問われていませんが、当社の経営は今後3年から5年間にこのように経営が変化していくという「算定根拠」であり、「経営計画」であり、経営者の「意気込み」「ビジョン」です。
その際には、法人であれば営業利益(または経常利益)率は年率1%以上、従業員が多い事業者の場合には営業利益+減価償却費で付加価値額の合計を算出し、それを従業員数で割ると、一人あたりの付加価値額がでます。これが労働生産性ですので、1年間で1%以上増加するように設定しましょう。
このように書くと、どのような効果が狙えるのか、事業の効果が一目瞭然となるので、今回の補助金申請が適正な投資であると判断されることになると思います!!
今日のポイント
-------------------------------------------
・効果には定性と定量がある!
・できるだけ細かい数字を積み上げた経営計画を策定しましょう!!
-------------------------------------------
~つづく~
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
最後までご覧いただきまして、本当にありがとうございます。
是非、応援クリックをお願い致します!お待ちしております!!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
最後までご覧いただきまして、本当にありがとうございます。
是非、応援クリックをお願い致します!お待ちしております!!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
申請書はプロに任せましょう!
経営者の仕事は経営戦略を考えるです。申請書の方向性を考える時間は重要ですが、書く作業はムダな時間です。
短時間のヒアリングで申請書を完成させます。是非、当社にご用命ください。
たまには違う専門家を呼びませんか!
持続化補助金、ものづくり補助金、経営力向上計画等の経営計画策定を開催する商工会・商工会議所の経営指導員の皆様。
専門家派遣・セミナー講師等々、是非、当社へお気軽にご相談ください。
この先どうやって進めて良いか分からない・・・
事業維持・拡大・縮小、事業承継、等々・・・こんな悩みを抱える小さな会社の経営者を応援します。
今後の進め方を整理しながら、今後に向けた事業戦略の構築をお手伝いします! 是非、当社へお気軽にご相談ください。
売上が上がらない時代には・・・
消費税が増税しても売上高は上がるものではありません!このような時代には事業と個人のお金の使い道を見直しましょう。
中小企業診断士として「事業支出」を分析しながら、FP技能士として「家計のムダ」を整理します。
是非、当社へお気軽にご相談ください。