Oのママちゃんが遊びに来てた故郷の友達と食べに来てくれた。


飛び石連休最中の日曜、遠方のお客さんやわざわざ高速を降りて来店された人たちもいた。

それに遅がけまで客足が途絶えることはなかった。


今月に入り、絶好調とは言えずとも、値上げ、増税の割には影響が少なく、有り難いことに全体的にそこそこの客入りがある。


でも、不謹慎極まりないが、もうあまり働きたくないな、というのが本音。

もっと本当の豊かさや幸福があるだろうと夢見る。


それに向かって、元諏訪中央病院の院長、鎌田實先生の言葉ではないが、諦めない、頑張らないを標語にして適当、適度に慎ましく暮らしていきたい。


このまま仕事、仕事で人生が終わるのかと思うと贅沢な話になるが、どこかやるせないではないか。


漠然と後悔しそうな気がするのだ。





仕事は手段。

それがいつしか目的になり、人生のほとんどを占めてきたけれど、そろそろ本来の位置と面積、役割を担わせていきたい。


燃焼度合いが足りないものでもあるし。

かと言って他に何かある?

何も見えないし聴こえてこない。

今、夢中になってるものが十分やれていないからこそ余計に。

それは学びであり、読書することと自分の中では決まっている。

ならば少しずつでもやっていく。


そこからしか次の季節や景色には出会えないことだろう。

山は紅葉を増し、落ち葉が足元を転げ落ちる頃。ハロウィンは月末で忙しくて縁がなさそうだし、世間ではそろそろクリスマス商戦で賑わいを増す。

外の風の冷たさに内の温もりを探している。