初恋シリーズを書いている人の初恋~君約、コミカライズ記念~
とっくに夏休みだったんですね。
暑さでぼーっとしていて、それすら気づいていませんでした。
ええと。
著作のほとんどが初恋モチーフなので、よく聞かれる質問があります。
「みずのさんの初恋ってどんな人だったんですか?」
仕事関係の人にも、あと読者にもすごくよくきかれます。
私の初恋はね。
この人ですね↓
人じゃないだろって、つっこまれそうですけど、子供のころあれだけ好きで、大きくなったらお嫁さんになるって決めていたんで、
立派な初恋なんじゃないのかなあ。
作中でこの人をひたすら思い続け、追いかけ続ける、女の先生がいたんですけど、大人になって今だからこそ、わかるんですよ。
あの女の先生は、もうね、抜作先生を追いかけ続けるってだけで、幸せだったんでしょうね。
そういう魅力があるんですね。
抜作先生には。
もう、となりにいてくれるだけでいい!
え?どこのだれかよく分からない??
ついでにとんちんかん(集英社)っていうギャグマンガの主人公です。
九九よりも大切な知識なんで、みんなおぼえようね。
そして、集英社つながりで……。
集英社みらい文庫(児童書)から
現在6巻まで発売されている、たったひとつの君との約束、略して「君約シリーズ」。(小説ですよ)
りぼんで、10月号からコミカライズされます。
漫画家は現在大人気の池田春香先生です。
今、発売中のりぼんの予告カットです。
これも、すごくすてきなんですけど、10月号に載る、第一話の扉絵が見た瞬間、鼻血が出てぶったおれるぐらい、胸がしめつけられます。
みなさんより早く、見れるのは原作者の特権だ。(えへん)
最近、暑いせいか、お盆が近いせいか、気持ちのせいか。
寝る前に、今、天国にいっちゃうのが一番幸せかなって思ったりします。
つらい時のほうが、こんちくしょー、今死ぬわけには行かない!ってなるけど、
胸がいっぱいになると、このままって思うんですね。
フランス文学みたい。
なんて、話を担当様にしてみたら、「みずのさんの気持ちは、すごくよくわかるんですけど、作家&原作者は、やはり、最終回まできっちり書き終えて、胸がいっぱいになって目を閉じるというのが正しいような……」と優しく諭されました。
ちゃんちゃん。
終わらないで夏休み……。