交通事故に遭いました その② | 白血病だって100まで生きてやる。

白血病だって100まで生きてやる。

21歳で慢性骨髄性白血病と診断され、2年以内に分子遺伝的寛解達成!
留学先で風邪で入院し、採血したらまさかの白血球26倍(26万個)。
すぐにマルク(骨髄穿刺)でその日のうちにたった一人で外国語で病名告知されました。

前回の

 

ちょ、待てよ!の続きです(笑)

 

前回のブログ→交通事故に遭いました その①

 

------------------------前回までのおはなし

簡単に記すと、

 

私が歩道にいたときに、

駐車場から車道に出てくる車がいて

(そのときは一旦停止していた)

 

ドライバーが全く左右確認しておらず、

出たい車道の対向車(右側)しか見ていなかったため、

 

「まずいなー、危ないなー」

 

と思ったにもかかわらず

わたしが早く通過したくて前を通ったところ

(対向車も来てたので、このタイミングで出てくると思わなかった)

 

まさに正面に私がいるときにアクセル踏まれる、という事故でして…

 

 

 

しかもそのあと、全く謝られず、

しかも逃走しようとしている…

(車から降りず、車を発進させた…!?)

 

------------------------ここから今回のおはなし

 

 

 

「やばい。逃げられる。」

 

と思った私は、必死に車の車種やナンバーを覚えようとした

 

…のですが、

やはり私も動揺しているようで、

 

全くナンバーが頭に入らない!

 

 

黄色いから軽自動車だけど、

N-BOXとかタントとか、知ってる車種じゃない…

 

てゆーかどこの車かすらわかんない!

トヨタ?ホンダ?

 

えーーーーーーーどうしよーーーーーー

 

 

 

(聞こえる声で)

「警察電話しますっ!!」

 

 

と言ったところ、バックして、学校内の駐車場に入ってくれました。。。

 

 

 

そのあとも、全く声も発さず、

全くリアクションも何もなく…

 

ただ、ただ、座席に座っているおじいさん…

(推定80歳)←うちの祖父母の腰曲がってない感じ?

すごい高齢者だぁ…

 

 

と思いつつ

 

 

人生初の110番。

 

 

 

こんなとき、「ひゃくとーばん」、なんて覚えやすくて

 

動揺していても簡単にダイヤルできて

 

日本の緊急電話、いいな…と思いました。

 

 

 

ちなみにこの間、

自分のけがの心配なんかまったくよぎらなかった。

 

 

なんせ、学校。

 

孫の忘れ物でも届けにきたのかもしれないけど、

普段なら、こどもたちがたくさん歩いてる道。

 

こんなところで左右全く確認せず車発進させるなんて。

 

 

許せないーーーーーーー

しかも逃げようとしたーーーーーー(無保険か?)

このあと第二、第三の被害者が生まれちゃうーーーーー

 

このあたりかたなら、

こどもだったら宙に浮いてふっとんでるよーーーーー

 

 

絶対親やったら許さないだろうな…

 

とか思いつつ

 

 

1,1,0、発信…と。

 

 

電話はすぐに出たけど、

わたしにはとてもスローに見えて、

 

「早く出て!早く出て!!逃げちゃうよ!!!

(そしたらナンバー覚えられないから、電話でそのまま読み上げなきゃ!!!)」

 

って思ってました。

 

コールしたあとは

すぐにガチャっ、と出て

 

「はい、こちら、●●警察書緊急電話です」

 

みたいな言い方されたと思うんですよね。

事件ですか?事故ですか?じゃなく…

(もっというと、覚えてないです。。。。)

 

私は

相手の言ってることも聞かず、

「逃げられちゃう!!!」と思って、

すぐ、声をかぶせて

 

「交通事故に遭いました!!!!●●●学校のところです!!」

 

と一方的に伝えました。

 

もちろんですが、

とても落ち着いた声…(若い男性のよう)で、

 

110番のオペレーター: 「●●●学校ですね。どちらの通りでしょう。裏門の●●通りですか?

それとも●●コンビニのあるところですか?」

 

わたし: 「●●内科のところですっっ」

 

110番: 「いま連絡して、向かいますね。あなたは加害者ですか?」

(加害者、と言われたか、"当てたほう"みたいな言い方だったか…)

 

わたし: 「被害者ですっ、当てられましたっ」

(この間、おじいさんが逃げないか確認してたけど、もう茫然としていた)

 

110番: 「けがされていませんか?」

 

わたし: 「今は無傷なんですけど、電話したほうがいいと思って」

 

110番: 「車対車ですか?」

 

わたし: 「いや、わたしは自転車です」

 

(↑この説明は前後したかも)

 

110番: 「転倒しましたか?」

 

わたし: 「はい、自転車ごと転びました。」

 

110番: 「その事故は今から何分前ですか?」

 

わたし: 「え…と、おそらく3分ほど前です わりとすぐに電話したので」

 

110番: 「相手はそこにいますか?」

 

わたし: 「はい。(逃げようとしたけどな!)」

(もしかしたらこの質問が最初だったかも…?)

 

110番: 「相手の車について教えてください。ナンバーを読み上げてください。」

 

わたし: 「新宿 100 あ 11-11です。」←※ここではデタラメ書きます

 

110番: 「相手の方ってどんな方ですか?」

 

わたし: 「おじ…いさん…です」

(この質問は聞かれなかったかも…、家族に聞かれたのと勘違いしてるかもしれません)

 

110番: 「いま警察向かってますので、そのままいてくださいね。今はどこにいますか?」

 

わたし: 「●●●学校の中にいます。危ないので、駐車場の中に入りました。」

 

110番: 「この電話番号に、このあと警察署から電話がいきますので、そのままお待ちくださいね。」

 

わたし: 「(え、切るのか。来るまで話してるんじゃないんだ。)」

 

って感じで話をしました。

 

ちなみに今、110番の履歴見たら、2分57秒とかでした。

体感としても2~3分しか話しなかったなって感じです。

 

そのあと、すぐに

 

「今日担当の上司さんに電話しなくっちゃ…」

(これ絶対すぐには戻れないわ)

 

と思い、上司さんに電話。

 

警察が来るまで、110番に、

わたしの会社に…

家族に…と電話している中、

 

ずっと、ずーーっと相手のご老人は…

ぼーーーーーーーーっと突っ立ってました。

 

私は、謝りもせず、

ただ無言で立っていたので

 

「自分が何したか分かってないのかな?」

「謝らないなんてーーーーー。」

「てゆーか…まさか、ぼけてる?」

 

と思っていたけど

 

帰宅後、家族に話したら

 

「それ絶対、もうパニックで止まっちゃってたんだよ…」

 

って。。。

 

 

その日担当の部署の上司さんには

 

わたし: 「●●部長ーーーーーー今、わたし、交通事故に遭ってしまって…(泣)」

 

上司さん: 「えええーーーーーー!!!!!」

 

 

※ちなみにこの日担当の上司さんは、

いままでブログに何回か書いた、伝説(?)ののほほん上司さんです

 

参考文献:あなた…でしたか…(ゆでたまご事件)

ゴキブリが乗ってたサラダも食べる上司さん

お風呂に毎日はいらない上司さん

試験監督するとき&リスニングのテスト前はおなかがならないために歌舞伎上げを食べる上司さん

 

 

話を戻して。

 

わたし: 「あ、でも、無傷なので大丈夫です。でも警察呼んだので、ちょっと戻り遅れます!申し訳ないです。」

 

(この辺から、スマホがブーブーなってる。あ。警察だーーと思いつつ)

 

上司さん: 「え、え、大丈夫なの?」

 

わたし: 「はい、いまのところ。あの、警察から電話きてるので申し訳ないのですが、切らせていただきます(涙)ごめんなさい~~~、あとで必ず連絡しますので!!!」

 

上司さん: 「うん、うん、わかったよぉ、」

 

 

とだけ話しをしたのですが。

わたしの伝え方が悪かったのか…、その後

上司さんは

「あるくちゃんがひき逃げされたぁあああああハッハッ

 

と思ったらしく、、、

動揺して、

 

わたしの担当している他の部署の上司さんズに

 

「あるくさんが事故に遭っちゃった(涙)逃げられたかもぉ(涙)」

 

って言いまくったそうで…

その後会社行って、すでに周り知っててびっくりしました。。。

(このあとニュースか?とまで。。。)

 

 

で、そのあと、

警察からの電話が切れてしまったので

こちらからかけなおし…

 

交通課につないでもらいまして

 

 

わたし: 「電話に出られず申し訳ありません。会社に電話しておりました。」

 

警察: 「今は大丈夫ですか?」

 

わたし: 「結構当たったんですけど、今痛みなくって…というか分からなくって。。。。痛く…はないです。」

 

警察: 「血は出てますか?」

 

わたし: (あ、そっか。血だよね。血。)←遅いw

 

両手を確認して…

 

「出てません。」(でもコートにズボンだから、中は今見れないなー)

 

警察: 「今そちら向かってますのでね。」

 

 

この電話のやり取りが、今みたら4分弱もしゃべってるんですけど、

全く覚えていない…。。。。。

 

多分、けがの具合、相手はまだちゃんとそこにいるのか、

今どこにいるのか、自転車破損してないか、車の破損はあるか、

車の車種・ナンバーの確認、それからわたしの名前と住所、電話番号、年齢、

あと、どんな状況で事故に遭ったかを聞かれました。

転倒したかも聞かれたと思います。

 

 

あと、この前後で、

わたしが

 

「ナンバーも車種も覚えられない!逃げられる前に写真撮らなきゃ。」

 

と思って、スマホで車を撮影しました。

↑これが後々、超グッジョブだった。

 

スマホを持っていれば、写真を撮っておくことを

強く、強く強く強く

おすすめします!!!!!!!

 

 

この警察の電話のあとは、すでにおじいさんが駐車場に車をとめなおしていたので、もしかしたら110番前に焦って写真とったのかも。

 

まじで私、グッジョブ。。。。。。。

 

 

そんなこんなで、10分は誰かと電話していて、

 

この、110番→会社(上司さん)→警察のあとに

ラインの家族グループに「交通事故に遭ったぁ(泣)」ってラインした後、

 

さーらーにー

体感では5分待ってたんだけど

 

 

警察来るの遅かったなぁ…

 

 

あんな事故だったのに、周りの車、誰一人出てきてくれなくて、

だれもとまってくれなくて悲しかったです。。。。。。

(数人車止めて出てきて、「大丈夫ですか!?」って言ってくれると思った。)

 

実は、昔、6~7歳のとき、金沢に住んでいた頃

信号無視に突撃されて宙に浮いてけがしたときは、

(まあ私ギャアァアアアアンって泣いたからか)

たくさんの人が集まってきてくれて、それぞれ私の家や警察、救急車に連絡してくれたのに…

(※たぶんポケベルの時代なので、近くのお店とか家とか公衆電話?から)

それでおばさんとか、一緒に待っててくれたのにーーーー

 

と思って。

 

 

警察来るまで、

 

すーーーーーーーーーーごい気まずい時間を過ごしました。

おじいさんとふたりだけで。。。

 

そのときにやっと、

ちゃんと、相手を見たんですけど、、、、

 

 

思ったよりむっちゃ高齢者じゃん(涙)

もう運転しちゃだめじゃん(涙)

てか現時点で一言もしゃべってないし(涙)

↑かろうじて、ぶつかったあと数分後に「大丈夫…ですか…?」って聞かれたのみ。

 

ただ、ただつったってる…

…謝られないんだけど。。。

 

そう思った直後、私の頭を占めたのは

とにかく自分への後悔と反省。。。。。

 

 

このままアクセル踏まれてもおかしくなかったよ…

 

絶対車の前に出ちゃいけなかったのに。

 

「早く会社戻りたいな」

 

と思って…

 

出てしまった…。。。。。。。。。。

 

 

(いつもなら、運転側でも歩行者でも自転車でも、自分の身が最優先なので待つか、後ろから回るのに)

 

 

絶対でちゃいけなかったんだ。

 

ちゃんと、

ドライバーが全くこっち側確認してなかったこと、

私、見てた(確認してた)のに。。。。。。

 

分かってたのに。

前行っちゃった…。

 

なんで大丈夫だなんて思ったんだろう。

危機感、感じてたのに…。

 

 

もし。

もしも、

これで意識戻らないよう事故だったら…、

 

わたしはおじいさんを責めるより、

自分の反省のほうが大きかっただろうな…

 

(だって、もう意識が戻らなかったらおじいさんが確認してなかったことを責めてもどうにもならないし。てゆーか、私はもう直接おじいさん責めることもできないし。←ひたすら池袋や千葉の高齢者の事故が浮かぶ…

 

それよりも、自分が気を付ければ防げたのに。って。

留学のとき、自分の身は自分で守るしかないってひたすら言われた&学んだのに。って。。。)

 

おじいさんに対しては、

わたしがどうこうじゃなくて

 

まずは、警察にちゃんと全く見てなかったことを示して、

ここ学校だし、もしかしたらこどもに当たってた可能性あるから

 

しっかり指導してもらわなきゃ。。。。

(か、もしくは、運転能力ちゃんとあるのか見てもらわなきゃ)

 

って…

 

第二、第三の被害者を増やしちゃダメだ。

このおじいさん、またやる…(←これは今でも思ってる)

私は目がいいから(コンタクトだから)ドライバーが確認してないこと、見えてたけど

 

こどもや歩行している老人、ましてや目の見えない方、

車いすの方やったら見えない。

 

それやったら…(ゾッ)

 

と、とにかく、

警察にちゃんと伝えなきゃ。。。

 

って思ってました。

当時は動揺してたので、こんな感じですが、

いまでも私は

 

警察に"あるくさんは過失はありません。"

"被害者です"

 

って言われても

 

私はおじいさんが全く歩行者を見てなかったことを

確認していたので

 

自分の行動の軽さと甘さ、

一瞬"大丈夫だろう"と思ったこと、前を通ってしまったことに

ひたすら反省があります…

 

もし意識が戻らなかったら。

下半身不随になったら。

 

わたし絶対自分の判断、一生ひきずるわぁ…。

(私の性格的に)←だっておじいさん…のせいにしても…私も相手が見てないこと、確認してたから…

 

 

 

あと、

私が、急いでしまったこと。

こういう"急ぐ"っていいことないのに。

そんなの、CMLで学んだはずなのに。

 

なんのための"あるく"やねん。
って事故後、もんもん考えました…。

 

 

ちなみに。。。

 

おじいさんは、

現在も私の心配より、物損か人身かの心配しかしてないようです…

 

菓子折り持ってきて、

私のこと「大丈夫ですか?」よりも先に、

人身にしないでください、免停になるんでって

自分の話ばっかりだったようです。。。

 

なんで高齢者ドライバーの交通事故って

保身ばっかなんやろ。

 

おかしいよ。

人ひいておいて…

人間にドンってぶつけた、あの衝撃を感じておいて…

 

まだ運転する気なの?

 

また今度事故起こす、って考えないの?

 

全く反省してないの?

 

 

 

…ご家族さん、もう運転やめさせてよーーーーアセアセアセアセアセアセ

 

 

 

って思ってます。今も…。

 

まずは反省してほしかった…。

あなたが免停になるとか、そんな話…

被害者にするべきじゃないよ。

 

しかも事故に遭った直後に…。

(私が対応してたら、人生最大級に感情的になって、怒りまくった&説教したかもしれないです…)

 

これも言わずに済んで、よかったのかも。

 

一応、もう一回警察から電話来るので、

このことだけ話しておこうと思います。

(校門なので、こどものこと考えてこのまま…、免許そのままにするなら、何かしら指導したほうがよいですって…、、、

言ってもどうにもならないかもしれないけど、言っておいたら私が後悔しないから…。

もしも、後日、ニュースで同じ名前の人が出てて…しぼう事故起こしてたら…絶対後悔するから…)

※これもCMLのおかげでこう思える

※事故名はわざとに平仮名です

 

 

 

それにしても、警察が来るまで長かった。。。(体感)

 

その間、車道に出っ放しの私の自転車を校内に入れて

おじいさんが勝手に入れようとさわったので

 

 

待ってーーーーーiPadあるから私やるーーーーー

 

 

って思ってアセアセアセアセ

 

「あ、パソコン入ってるんでっ!」(←iPadって知らんやろと思って)

 

って自転車奪ったら

 

 

もう、突っ立ってました。。。。

 

警察署、結構近くにあるのに、

来るのに15分はかかったと思います。

 

 

 

(つづく)