東京23区の保活事情を探るために、各区の保育園の申込案内を比較していた結果、こんなことに気づきました。

 

①各区によって、希望できる保育園の数が違う!

②そして、第1希望が年収とか他の要件より優先されるところがある!

 

つまり・・・

①他の区だとたくさん希望かけたのに、あまり書けないから保育園落ちてしまった人がいる!

②年収要件で落とされてた人は、不人気園を希望すればワンチャンで入れる区がある!

 

と気づきました。

 

個人的に調べてみたことを表にすると以下のとおりとなります。

 

 

 

希望できる施設数 希望による優先
足立区 第5希望まで
荒川区 上限無し
板橋区 第20希望まで
江戸川区 上限無し 有(私立のみ)(注1)
大田区 上限無し
葛飾区 第4希望まで
北区 上限無し
江東区 上限無し
品川区 第8希望まで
渋谷区 第10希望まで
新宿区 上限無し
杉並区 第5希望まで
墨田区 第7希望まで
世田谷区 第30希望まで
台東区 上限無し
中央区 上限無し
千代田区

第6希望まで

(注2)

豊島区 第9希望まで
中野区 第30希望まで
練馬区 第13希望まで
文京区 第5希望まで
港区 第20希望まで
目黒区 第10希望まで

 

(注1)江戸川区では、私立の第1希望については、まず、私立の第1希望の方のみだけで入る保育園を決めます。

私立の不人気園を第1希望にしておけば、入る可能性が上がると見られます。

(注2)千代田区では、「特定園希望」の場合は第6希望までしか書けませんが、「全園希望」の場合は上限無しです。

しかし、「全園希望」の場合、希望に書いていない園に決まる可能性もあり、さらに辞退すると次回以降、指数で減点されるペナルティがあるのでリスクが高いです。

 

希望保育園の書き方が23区でこんなに違いがあるとは!?

 

正直驚きでした。

 

葛飾区は第4希望までしか書けないとは、なかなか希望で迷いそうですね。

書ける数が限られている23区は、不人気園を書いておけば、入る確率は少し上がりそうです。

 

なお、まとめると

 

〇希望保育園を慎重に考える必要がある23区(希望保育園が優先順位に絡む区)

江戸川区(私立の第1希望のみだけでまず入園かどうか決定、区立or私立第2希望以降は関係なし)

大田区(同一指数の場合、希望園順で年収よりも優先)

葛飾区(同一指数の場合、希望園順で年収よりも優先)

 

〇希望保育園を書くのに限りがあるため、慎重に書いたほうが良い区(希望できる数順)

足立区(第5希望まで)

杉並区(第5希望まで)

文京区(第5希望まで)

千代田区(第6希望まで)(特定園希望の場合)

墨田区(第7希望まで)

品川区(第8希望まで)

豊島区(第9希望まで)

渋谷区(第10希望まで)

目黒区(第10希望まで)

練馬区(第13希望まで)

板橋区(第20希望まで)

港区(第20希望まで)

中野区(第30希望まで)

世田谷区(第30希望まで)

 

〇希望順は関係ないため、入りたい順に希望保育園を書けるだけ書けば良いだけの区

荒川区

北区

江東区

新宿区

台東区

中央区

 

私自身は北区の保活で第20希望以上書いたため、葛飾区とかの第4希望までしか書けないというのは正直びっくりでした。

 

保活で引越しや住むところを検討している人はぜひ参考にしてください。

 

(参考)↓遠い保育園に通うのにおすすめの子供乗せ電動アシスト自転車