今日がちょうど初七日に当たる故・樹木希林さん。
(Wikipediaより)
強烈な個性がありながら、
飾らない、おごらない、抗わない、ある意味超然とした生き方は、
数々の名言を残しました。
その中の「別居婚」っていうワードに惹かれた
既婚の知人がいます。
どっちも単身赴任というわけではないのですが、
それぞれの仕事の都合でなかなか一つ屋根の下で過ごせない、
という悩みを持っていた彼女は、希林さんのあの言葉を聞いて、
「うちもコレや」って。
今日のブログはそんな彼女に、
もうちょっと希林さんの言葉を伝えたくて書きますね。
今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!
ご夫婦ともに好きなことを仕事にされていて、
傍で見てるとホント「(どちらも)天職やな~」って思うんですが、
それがゆえになかなか一緒にいる時間を作れない。
う~~~ん、、、ジレンマっす。。。(/--)/
そんな彼女の心というか考え方を、
希林さんの言葉は開いたようです。
「今の二人の状態を表す言葉があるだけで、
ものすごく納得して
肯定的に受け止めやすくなるもんなんだ」と。
そんな彼女に、こんな言葉もお伝えしたい。(・.・*)(._.)
希林さんが娘一家との二世帯住宅を建てた時に
「別居婚」の相手・内田裕也さんの部屋も
用意したのだそうです。
当時、インタビューに応えて。
「回遊魚に受け皿がないとね。
あの人が居ることが、
私にとってはいい重しなの。
私は内田さんより『ロック』だから。
(中略)
今となっては理想的な形。ふふふ」。
希林さんは、
「半世紀近く別居を続けてきた波乱に満ちた結婚生活も、
2人にとってはちょうど良い距離だった」
と振り返っていたそうですよ。
こんな寄り添い方もある。
こんな夫婦の形もある。
いいんじゃないでしょうか。
つながりは、縁のカタチは、人それぞれで。
それにしても彼女が、
「改めて言葉の不思議さと、
人間って言葉の中で生きてるんだなあと驚きました」
と述懐してたように、
“言葉がストーンとはまった”時に起きる
奇跡というか不思議には、いつも目をみはります。
比喩ではなく、本当にこれを食べた時みたいな目になります。^^;
(目張り寿司。
高菜の浅漬けの葉でくるんだ弁当用のおにぎり。
大きくて「目を張るように口を開ける」なんていう所から
名付けられたようですよ。)
悩みの種だった
モヤモヤした掴みどころのないもの、が
≪言葉≫という一個のかたまりになって
目の前にポン!と置かれることによって、
呻吟してた方のお顔がパァーっと晴れる。
「そうそうこれなのよぉぉ」って。
言葉を生業にする者として、
これからもそんな“ストーンな言葉”を
探し続けていきます!(^_^)/
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