またまた昨日の続きで申し訳ないんですが、^^;
「“純粋に相手の身になって言葉をかけてあげられる”
これって全然関係のない人の心にもスッと入ってくる。
じゃあ、かけられた当事者ってもっとそうだと思うし、
人生相談に出てくるような大御所ではなく、
同年代の、いわば身の回りにいてもおかしくない人が、
わざわざ自分のために書いてくれるからこそ、
響くものがあると思うんですね」
と書いた途端、大阪日日新聞に出てた
こんな記事を思い出しました。
「ホームレス人生相談が本に」
今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!
『ビッグイシュー』という
“路上で売られている”雑誌を知ってますか?
ホームレスの人の社会的自立を応援する雑誌で、
@350円のうち、180円が路上販売者の収入になります。
(新宿駅にて。Wikipediaより)
この雑誌の人気連載に
「ホームレス人生相談」というコーナーがあります。
相談者は小学生から80代と幅広く、
その分お悩みもさまざま。(^_^;)
「倒れた母の介護。
私がなんの為に生きているのかわからなくなります」とかetc.
回答する人も一人ではなく入れ替わりますが、
どなたにも共通しているのは、
短い悩みの文章の中からでも、
相談する人の長所を見つけて受け入れる優しい視線。
まさに今目の前で苦しんでる人に、
自分の経験も伝えながら、
「もうちょっとだけ前を向いてみよう」
と思えるような温かい言葉が
そっと投げ掛けられています。
それはまさに、
路上生活という「どん底」を経験し、
自分の前を通り過ぎる何千人、何万人もの人を見てきたからこそ、
発せられる体温のある言葉。
社会心理学なんかの教科書そのままの、
冷たくツルッと滑ってしまう言葉とは対極にあるものです。
私が思い出した記事※の中にも、
「一人で子どもを守っていけるか不安です」という
40代の女性の相談が載ってました。
それに対して回答者は、
自分の子供時代の経験を話した上で、
「守れるかどうかを心配するよりも、
日々愛情をたっぷり注ごうという
明るい気持ちで、お子さんとの時間を
楽しんでほしいと思うんです」
「お互いに、心配事にがんじがらめになるより、
日々の時間をいとおしんでいきませんか」と。
(同記事より引用させて頂きました。)
いかがでしょう?(^_^)/
なんかね、スカーンと入ってくるというか、
難しい言葉でいろいろこねくり回されて
回答らしきものを押しつけられるより、
たとえ答えにはなってなさそうでも、
「うん!(・.・*)(._.)」とうなずける何かが、ありませんか?
そして、、、気づいて頂けましたでしょうか?
とても大切なことに。。。
大切なこと、それは、
これが相談者と回答者の間のこと、
にも関わらず、
読んでる私たちも
掛け値なしで、相手のことを思い、
掛けてあげる言葉、書いてあげる文には、
それだけの力がある。
だったら、ホントにそんな“力”を使わんのはモッタイナイ。
「お互いに贈り合う言葉のプレゼント」
バレンタインの今日だからこそ、
チョコだけでなく、こんなプレゼントも飛び交うといいな~
と思いました。
※人生相談と、料理研究家の枝元なほみさんのレシピが
合体した「世界一あたたかい人生レシピ」が、
単行本『クッキングと人生相談-悩みこそ究極のスパイス』
となったことを伝えた記事でした。
1/15より全国の書店と路上で販売開始されてます。
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