受験における合理的配慮について | コーチング1グループ発達障害ブログ

コーチング1グループ発達障害ブログ

LD、ADHD、自閉症スペクトラムなどの発達障害に関するブログです。

皆さんこんにちはニコ

台風24号がやっと通り過ぎたと思ったら

次は25号がやってくるようですガーン

不安定なお天気が続きます、

体調管理にいつも以上に気を付けましょう!+ポイント

 

さて、本日は受験における合理的配慮について

お話したいと思います。

 

みなさん、合理的配慮とは何かご存知ですかうーん

 

合理的配慮とは、平成28年に施行された

「障害者差別解消法」によって定められたもので、

 

障害のある人から、

社会のバリアを取り除くために何らかの対応を必要としている

との意思が伝えられた時に、(配慮を行う側の)負担が大きすぎない範囲で

対応することが求められるものです。

(この場合の障害者は、障害者手帳をお持ちでない方も含まれます)

 

 

この配慮は、日常の学校生活はもちろんですが、

公立の高等学校や大学入試等でも利用することができますウインク

 

例えば、具体的な例としては

 

・拡大した解答用紙の使用

 

・罫線の付いた解答用紙を使用

 

・余白を広めに空けた問題用紙を使用

 

・問題用紙の文章全てにアンダーラインを引いてもらう。

 

・解答時間の延長をしてもらう。

 

・別室受験をしてもらう

 

・代筆受験をしてもらう

 

等の例がありますニコニコ

 

例えば、文字を書くことが苦手なお子さんの場合、

解答用紙が大きくなるだけで、

書くことが楽になる場合もありますし、

 

見え方が特殊なお子様の場合は、

問題文にアンダーラインを引いてもらうだけで

ぐっと読みやすくなる場合もありますお願い

 

このように、合理的配慮を利用すれば、

お子様の力を発揮しやすい環境や問題用紙などを

用意してもらうことができるのです。

 

合理的配慮の利用を希望される場合は、

在学している学校を通しての申請若しくは、

受験希望校への直接の申請が必要となる場合があります。

ご希望の方は、一度学校の先生に相談してみてくださいねウインク

 

 

 

お子さんの発達障害でお悩みの方はこちらまで