こんばんは。今日も一日お疲れ様でした。
今日も寒かった。
雪が降ったところもあったみたいで、冬がそこまで来ているんだな~と感じます。
さて今日の一冊は、見多ほむろ先生の作品『いびつなボクらのカタチ』上下巻です。
( 見多ほむろ 先生の他作品 ⇒ たかが復縁 )
※BL(ボーイズラブ)に興味の無い方は遠慮なくスルーしちゃってくださいね。
【story】
7年付き合った彼氏に、置手紙一つでふられたピアノ教師の佑真(ゆうま)。
自暴自棄になり行きずりの男と身体を重ねた翌朝、母親が怪我をしたという報せが入る。
慌てて実家に帰ると、そこには見知らぬ男・伊吹(いぶき)が!!
偶然町で出会った母を気にかけてくれていたという彼は、なんとピアノ教室の生徒・舞花(まいか)の父親だった!!
介護士をしながら、男手一つで娘を育てているらしい。
数奇な巡りあわせに、佑真は伊吹のことを少しずつ意識するようになって…!?
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7年付き合った彼氏にフラれ傷心のピアノ教師・佑真と、子持ち介護士・伊吹。
二人の出会いは佑真の母親の怪我。
血のつながりが全てではない、様々な”親子””家族”の形を見ることが出来る作品。
子供・舞花の年齢よりも大人な考え方の理由が、ただませているだけではなく、そうなるべくしてなったという理由があったり、佑真親子側にも複雑な関係があったり・・・
よくある子持ちBLのような、ただほんわかした作品ではなくて、なかなか深い。
歪だけれど、むしろ歪な関係だからこそまとまるのかな。
舞花が健気にパパ・伊吹の幸せを願って行動する姿にウルっとしてしまう。
それ以外にも泣けるエピソードが多々あって、ちょいちょいウルウルしてしまいました。
血のつながり云々より、こういう家族の方が幸せな場合もあるかもと思える作品です。
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