観戦記1512 WBAバンタム級王座統一戦 ザナト・ザキヤノフvsラウシー・ウォーレン | 人生マイペンライ

人生マイペンライ

格闘技を愛し50歳過ぎても殴り合う

《本日のTV鑑賞》

 

先月(7月20日)ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級のトーナメント組み合わせ抽選会があり、井上尚弥選手はノニト・ドネアを希望していたらしいがライアン・バーネットに取られたので元WBAバンタム級スーパー王者のファン・カルロス・パヤノを1回戦の相手に選んだ。

1回戦が9月~10月、準決勝が12月~2019年2月、決勝が2019年5月に開催される予定。

 

しかしblog内ではまだ2017年・・・・WBAバンタム級王者は、そのファン・カルロス・パヤノからWBAバンタム級王座を奪った 『観戦記1373』 ラウシー・ウォーレン

 

アメリカのオハイオ州出身のウォーレンは、6歳でボクシングを始めて8歳の時には試合を経験する~2004年のアテネ五輪に17歳で出場するも1回戦で銅メダルを獲得する、後のWBOフライ級王者のゾウ・シミンに判定負け~2005年の世界選手権はフライ級で銅メダル獲得~2007年の世界選手権では金メダルを獲得~2008年の北京五輪に出場も1回戦負け~2011年の世界選手権は銅メダルを獲得も、2012年のロンドン五輪も1回戦で敗退してしまう~AIBAが主宰する北京五輪後にプロ転向したボクサーで争われる、ワールドシリーズ・ボクシングの2011年~2012年では7戦全勝~2012年11月にプロデビューし、ルイス・リベラに判定勝ち~12連勝3KOも、2014年12月にハビエル・ガジョと1Rでバッティングによる無効試合~2015年3月のハビエル・ガジョとの再戦は1RでKO勝ちし、2015年8月にWBAバンタム級王者のファン・カルロス・パヤノに挑戦するも1-2の判定負け~そして、2016年6月にパヤノと再戦をして2-0の判定勝ちしスーパー王座獲得。

 

8ヶ月空いての初防衛戦は・・・・パヤノがスーパー王者だったのでウォーレンもスーパー王者になり、WBAバンタム級正規王者のザナト・ザキヤノフと統一戦!

 

カザフスタン出身のザキヤノフだけに、アマ歴はそれなりにあるのだろう?23歳でデビューし、ナビ・カディロフに判定勝ち~ハイペースに試合をこなし8ヶ月の間に5連勝するが、2008年10月にサヒブ・ウサロフに判定負け~直ぐに再起し7連勝4KOし、2010年12月にバヒト・アブドゥラヒモフに判定勝ちしABCOアジアコンチネンタルバンタム級王座を獲得~さらに2011年4月にベンジャミン・ピテルを2RにTKOで降し、EBU欧州外部バンタム級王座を獲得~さらに2連勝し、2012年1月にルックディアウ・トーブワマスを1RにKOしてABCOアジアコンチネンタルバンタム級王座の初防衛に成功~その後も4連勝4KOして、2014年4月にカリム・ゲルフィを5RにKOしてEBU欧州バンタム級を獲得~さらに9月にガギ・エディシェラシュビリを1RにKOして、EPBCユーラシア太平洋バンタム級王座を獲得~11月にロベルト・ルロワを2RにKOし、2015年5月にWBAインターナショナルバンタム級王座決定戦でヘクター・ローランド・グスマンを6RにKOして王座獲得~そして11月に、WBAバンタム級暫定王者のヨンフレス・パルホを2-1の判定で降しWBA暫定王座を獲得。

そしてWBAバンタム級スーパー王者のルーシー・ウォーレンと、WBAバンタム級暫定王者の統一戦!しかし・・・・今年、日本で5月にジェイミー・マクドネルのWBAバンタム級王座に井上尚弥選手が挑戦している。このWBAバンタム級スーパー王座とWBAバンタム級王座の統一戦をする時にWBAバンタム級王座はジェイミー・マクドネルが5度の防衛をしている。

 

ザキヤノフは今まで11ヵ国で闘っていて、今回のアメリカで12ヵ国目となる。あの、元2階級制覇王者のリッキー・ハットンかトレーナー!アマエリートのウォーレンはマクドネルとの統一戦も合意になっていて一気に3本のWBAベルトを統一できるか!?

 

2017年2月10日 WBAバンタム級王座統一戦 ザナト・ザキヤノフvsラウシー・ウォーレン

 

ザナド・ザキヤノフ 26勝18KO1敗 WBAバンタム級暫定王者

 

ラウシー・ウォーレン 14勝4KO1敗1無効試合 WBAバンタム級スーパー王者

 

1R、ザキヤノフがガードを固めて低くグイグイ入って攻める!

 

ウォーレンは廻りながら左アッパー!効いた!連打!

 

ザキヤノフも打ち返すがウォーレンがカウンターの左!

 

ウォーレンの回転の速い連打!ザキヤノフはダウン!

 

立ち上がったザキヤノフが打って行くが、ウォーレンが左ストレートから右フックは引っかけた感じだが!ザキヤノフ再びダウン!

 

立ち上がったザキヤノフはまだ出る!右!

 

2R、ザキヤノフが出る!ウォーレンは狙いすぎか!?手数が少なくロープに詰められる

 

3R、詰めていくザキヤノフだが、当てているのはウォーレンか!?

 

しかし、ザキヤノフが詰める!ロープに詰めて右!右!

 

ウォーレン効いた!もたれる~ザキヤノフが投げたかたちでダウンは取られず

 

ならば!と、ザキヤノフが再び打ち込むがラウンド終了

 

4R、ザキヤノフが止まらない!ウォーレンも返すが、どうしてもロープに追い込まれる

 

5R、ウォーレンは足を使い右フックで廻すも、ザキヤノフを止められない

 

ザキヤノフが追い回す!右!ウォーレンは手が出せない

 

6R、ウォーレンが廻りながら左ストレート~右フックで廻す。ザキヤノフは、とにかく喰らいつく

 

7R、ザキヤノフが押し込む!ウォーレンが廻してザキヤノフがスリップするが、やはりザキヤノフが右で追いかける

 

8R、キヤノフを止める為にウォーレンが足を止め打ち込む!

 

それでもザキヤノフは止まらない!ウォーレンも打ち合いに応じる

 

9R、ザキヤノフが体ごとぶつかり打っていく~ウォーレンは突進を止めるべくボディー!

 

しかし、ザキヤノフは止まらない!追い回して打ちまくる

 

10R、ジャブを打ちながら、ウォーレンが足を使って廻る~ザキヤノフは手数で追いかける!やはりウォーレンはロープに追い込まれる

 

11R、ウォーレンが足を使って廻りながら右フックをひっかけるが、ザキヤノフの連打が止まらない

 

12R、ウォーレンは疲れもありザキヤノフの突進を回しきれない!

 

ザキヤノフ連打!ウォーレンが思わずヒザをつくが、レフリーの判定はスリップと判断され試合は判定へ

 

判定は、115-111 111-115 116―110 2-1でザキヤノフが王座を統一!やはりロシア系のフィジカルの強さが凄い!1Rにダウンを2度したのを忘れるほど前へ前へ出てウォーレンのテクニックを封じた。

しかし、ザキヤノフは粗いなぁ~旧ロシア勢は勇利アルバチャコフやサーシャ・バクティンみたいなタイプを創造するが、最近はルスラン・プロコドニコフもそうだしガシガシなファイターが多くなっているのかな!?

そしてザキヤノフの次戦は、2017年10月にIBFバンタム級王者のライアン・バーネットと統一戦!

 

★なにせサーシャ・バクティンに世界戦をさせてあげたかった 格闘技blogランキングをクリック格闘技 ブログランキングへにほんブログ村 格闘技ブログへにほんブログ村