《本日のDVD鑑賞》
プロレスラーになる事を夢にみていた少年期に 「やはりアマレスで鍛えてからがいい」 と思い、通える範囲でレスリング部がある高校を探したら横浜市金沢区にある横浜高校にレスリング部があった。当時はボクシング部とレスリングも名門だったが、今は廃部になっているみたいだ・・・・
日本では柔道経験者のMMA選手が多かったが、やはりレスリング大国のアメリカはレスリング経験者のMMA選手が多い。アイオワセントラル大学のレスリング部でUFCライトヘビー級王者のジョン・ジョーンズと元Bellatorフェザー級王者のジョー・ソトがルームメイトだったらしいが、コルビー・コヴィントンもルームメイトだったらしい。
アメリカカルフォルニア州出身‘カオス‘の異名のコルビー・コヴィントンは、高校時代からレスリングで活躍~アイオワセントラル大学でNJCAA王者になるなどの実績を残すが、飲酒運転など問題を起こして地元のオレゴン州立大学に編入~それでもNACCディビジョン.1でオールアメリカンに2回選出される。
卒業後にアメリカントップチームに入り、2012年2月にMidTown Throwdown.3でデビューしクリス・エンスリーに1Rで1本勝ち~その後もマイナー団体で4連勝して、2014年8月のUFC Fight Night.48でUFCデビューしワン・アンインに1RでTKO勝ち~11月のUFC Fight Night.56でも、ヴァグネル・シウバに3Rで1本勝ち~2015年5月のUFC187でマイク・バイルに判定勝ちも、12月のUFC194でワーレイ・アウヴァスに1Rで1本負け~2016年6月のUFC Fight Night.89で、ジョナサン・ムニエ3Rで1本勝ち~8月のUFC202でも、マックス・グリフィンを3RでTKO勝ち~12月のUFC on FOX.22でブライアン・バーバリーナに判定勝ちし、2017年6月のUFC Fight Night.111ではウェルター級7位のキム・ドンヒョンに判定勝ち~10月のUFC Fight Night.119でも、ウェルター級3位のデミアン・マイアに判定勝ち。
そしてウェルター級4位に上げて、ウェルター級暫定王座決定戦で対戦するのが!ウェルター級1位のハファエル・ドス・アンジョス!
ブラジルのリオデジャネイロ出身のハファエル・ドス・アンジョスは、9歳からブラジリアン柔術を習うがファイトマネーを稼ぐ為にMMAに転向~2004年9月にJUIZ de Foraでデビューするも1-2の判定負け~その後も様々な団体で試合をこなし、2007年4月には、XFCライト級トーナメントで優勝~2008年9月にも大塚隆司選手とのFury FCライト級王座決定戦を判定2-1で降し栄冠~11月のあのUFCヘビー級王座戦 ランディー・クートゥアーvsブロック・レスナー 『観戦記455』 があったUFC91でUFCに初参戦するも、ジェレミー・スティーブンスに右アッパーでKOされる~さらに2009年4月のUFC Fight Night.18でタイソン・グリフィンに判定負けし連敗。2009年9月のUFC103でロバート・エマーソンに判定勝ち~その後もUFC117でグレイグ・ゲイダ、UFC139でグレイゾン・アウブに判定負けはあるが、5連勝でライト級5位まで上げる~しかし、2014年4月のUFC on FOX.11で無敗のハビブ・ヌルマゴメドフと対戦し判定負け 『観戦記1586』 しかし、直ぐに再起してジェイソン・ハイ、ベンソン・ヘンダーソン、ネート・ディアスに3連勝~そして、2015年3月のUFC185でアンソニー・ペティスのライト級王座に挑戦し判定勝ちで王座獲得
12月のUFC on FOX.17で、ライト級2位のドナルド・セローニを1Rの66秒で降し初防衛に成功~2016年3月にコナー・マクレガーと防衛戦が決まるも、ドス・アンジョスの怪我で中止。7月のUFC Fight Night.90で、ライト級2位エディ・アルバレスの挑戦を受けるも1RにTKO負けで王座陥落 『観戦記1241』 さらに11月のUFC Fight Night.90で、ライト級3位のトニー・ファーガソンに判定負け~階級をウェルター級に上げて、2017年6月のUFC Fight Night.90でウェルター級11位のタレック・サフィジーヌに判定勝ち~9月のUFC215で6位のニール・マグニーに1Rに見事な肩固めで1本勝ち 『観戦記1420』
ウェルター級に上げた元ライト級王者のドス・アンジョスが、正規王者タイロン・ウッドリーの肩の怪我による暫定王座決定戦で2階級制覇を目指す!キャリア1敗のみの
コヴィントンは一気に暫定王座に駆け上がるか!?
2018年6月9日 UFC225 ウェルター級暫定王座決定戦 ハファエル・ドス・アンジョスvsコルビー・コヴィントン
ハファエル・ドス・アンジョス 28勝9敗 ウェルター級1位
コルビー・コヴィントン 13勝1敗 ウェルター級4位
1R、いきなりコヴィントンがパンチで仕掛ける!ドス・アンジョスも受けてたつ!
コヴィントンが、そのままタックルから崩して押しこむ!
ドス・アンジョスは立ちあがる~1度離れるが、コヴィントンはしつこく押し込みヒジ!
離れてドス・アンジョスがミドル!コヴィントンは詰めてパンチ!
それでも押しこんでくるコヴィントンに、ドス・アンジョスがボディー!ヒザ!
打撃の展開が続くが、コヴィントンは何度か金網に押し込む
2R、またも、コヴィントンが打撃からドス・アンジョスを押し込む!
離れて打撃の展開になるが、直ぐにコヴィントンが押し込む!
テイクダウンは許さないド・アンジョスだが、離れてもコヴィントンの打撃に押される
コヴィントンが追いかけ廻す~ドス・アンジョスは下がりながらも返すが、コヴィントンのヒット数が上か!?
コヴィントンは組ついていき崩していく
3R、コヴィントンが、ラウンド開始から打撃で出てドス・アンジョスを下げさせる!
離れてもドス・アンジョスは打撃で押されて、何度もコヴィントンに押し込まれてしまい常に守勢
コヴィントンも、打撃から押し込みを繰り返すが極め手がなくラウンド終了
4R、やはり開始直後に突っ込んでくるコヴィントンに、ドス・アンジョスがカウンターの左!
またもコヴィントンが押し込むが、いなしたドス・アンジョスが逆に押し込む!
ドス・アンジョスがテイクダウンを奪う!
1度離れるも、再びドス・アンジョスがテイクダウンを奪う!
ドス・アンジョスがヒザを入れながらキープする~スタンドに戻ると、コヴィントンがパンチでペースを握る!
ドス・アンジョスがタックル!コヴィントン切る~パンチでドス・アンジョスを下げさせる!
コヴィントンはドス・アンジョスを金網に押しこみ、足を刈ってテイクダウンを奪う!
5R、またも、コヴィントンが押し込む~コヴィントンは前に前にだが、ドス・アンジョスが飛びヒザ!
しかし、コヴィントンはそのままバックを奪う!
離れても、コヴィントンに打撃から押し込まれてしまうドス・アンジョス!
何度も押し込まれつつも廻るドス・アンジョスだが、コヴィントンがミドルキックで追いかける!
最後までコヴィントンが、打撃から押し込み試合終了
判定は、49-46 48-47 48-47 3-0でコヴィントンが暫定王座を獲得!
コヴィントンの打撃で突っ込みレスリング力で押し込む作戦が成功したか!?コヴィントンは 『こっちが本物のベルトだ。ウッドリーは12月に俺と対戦するチャンスがあった。ヤツはネート・ディアスやGSPとの対戦には乗り気だったが、結局それらのマネーファイトは実現しなかった。そしたらデミアン・マイア戦の後に突然肩の手術をするから8ヶ月待ってくれというのはおかしくないか? だからこっちが本物のベルトだし彼はペーパーチャンピオンだ。誰もヤツの試合なんか見たくない。俺の試合を見たがっている』 と挑発する。
しかし・・・・9月のUFC228で正規王者のウッドリーと統一戦予定も、コヴィントンの戦線離脱により暫定王座を剥奪される
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