筋肉は硬くても大丈夫? | ゼロ化整体 代表セラピスト 鮎川史園 ヒト本来の力を取り戻すブログ

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こんにちは!

久しぶりのブログ更新ですが、今日は久々にちょっと長めの記事を書いてみようと思います。

テーマは「筋肉の硬さ」について。

 

とは言っても、難しい話ではなく、僕たちの言っている「筋肉の硬さ」と

皆さんの考えている「筋肉の硬さ」は

もしかすると違うかもしれませんよ〜、というお話です。

 

一言「筋肉が硬い」と言っても、生まれつき体が硬いことを指しているのか、それとも老廃物などが溜まって硬くなっている状態を指しているのか、

どこに視点を置くかによって全く変わってしまいます。

皆さんが、どの視点で「筋肉が硬い」と言っているのか、ちょっとわかりませんので、ここでは僕たちがどの視点で「筋肉が硬い」と言っているかについて書いてみますね。

 

生まれ持った硬さ

そもそも、人はそれぞれ生まれ持った筋肉の硬さがあります。

これは、DNAによって決まっているものなので、この生まれ持った筋肉の硬さが多少硬くても特に問題はないです。

せいぜい、前屈しても手の指先が爪先につかないとかそのようなレベルの問題だと思います。

僕自身も体が硬くて、中学生の頃に測定した前屈の記録は、-10cmでした(笑)

それでも特に問題なくスポーツをしていて、バレーボールでアタッカーをしていましたし、足もそれなりに速かったです。

筋肉が生まれながらに硬い人は、傾向として瞬発力や短距離走が得意な人が多いように感じます。

 

この生まれながれの硬さというのは、ある程度ストレッチで柔らかくすることは可能かもしれませんが、劇的に柔らかさが変わるということはありません。

ストレッチさえすれば全員上海雑技団に入れるかと言うと、元々体が硬い人はあそこまで体を柔らかくなることはないですよね。

ですから、生まれながらに体が硬い人がバレエや、体操などをするために無理やりストレッチをしても、もしかすると期待するような体の柔らかさにならない可能性もあるのです。

ただ、最初に言いましたが、この生まれながらの硬さというのはほとんどのケースで特に問題になることはありません。

 

本来の柔らかさよりも硬くなってしまった筋肉

先ほどお伝えした内容から予想できるかもしれませんが、私たちが言っている「筋肉の硬さ」は、生まれ持った硬さのことを指していません。

生まれ持った筋肉の硬さよりも硬くなってしまっている状態を、私たちは「硬くなっている筋肉」と表現しているのです。

本来の状態よりも硬くなってしまった筋肉はが増えると、様々な問題が発生してしまいます。

具体的にどんなことが起きてしまうかは、今までの記事や今後の記事でご紹介するとして、

今回はどんな時に筋肉が本来の状態よりも硬くなってしまうかについて、もう少し詳しく書いてみます。

 

筋肉が硬くなる原因はいくつもある

筋肉が本来の状態よりも硬くなってしまう原因はいくつもありますが、その中でも代表的なものに絞ってご紹介しようと思います。

 

縮め!という信号が出続けている状態

まずは私たちが筋肉のロックと表現している筋肉の硬さについて書いてみます。

私たちが自分の意思で動かせる筋肉(随意筋)には、筋肉の動きを制御するために筋肉の長さを測定するセンサーがついています。このセンサーは長さを測定する役割以外にもう一つ、負荷がかかったら筋肉に縮めと言う指令を出す安全装置という役割も担っています。

詳しい説明は省きますが、条件が重なって筋肉のセンサーにズレが生じた時に、この安全装置が過度に働いてしまい、筋肉に「縮め!」という指令を出し続けてしまいます。筋肉のセンサーのズレが改善されるまで、縮め!という信号は出続けますので、安全装置をリセットしてあげないと筋肉はいつまでも硬い状態を維持してしまいます。

私たちの施術では、筋肉の安全装置をリセットして、過度に出ている「縮め!」と言う信号が出ない正常な状態にすることによって、本来の筋肉の柔らかさに戻しています。

ところで、筋膜同士がくっつくことによって筋肉が硬くなる現象もあるのですが、実はこれもこの安全装置が関係していると私たちは考えています。全く違う方向に動く筋肉の筋膜がくっついてしまうと、特定の動きをしようとした時にお互いの筋肉をひっぱり合う状態になってしまいます。

先ほどの安全装置は、引っ張られると縮め!と言う指令を出す安全装置ですので、筋膜がくっついてお互いの筋肉を引っ張り合ってしまうと、安全装置が働いてそのくっついている筋肉は硬くなってしまうのです。

これは、あくまでも私たちの経験上、おそらくそうなのではないかと言う予想の話なのですが、筋肉の安全装置をリセットしながら筋膜を剥がすようなアプローチをすると、筋肉が柔らかくなるので、おそらく間違っていないと思います。

 

老廃物による筋肉の硬さについて

筋肉のセンサーのズレ以外で、よく皆さんが経験するのが、老廃物による筋肉の硬さなのではないでしょうか。激しい運動をしたあとや、筋トレなどをした後に筋肉が硬くなるのは、老廃物が主な原因です。

この場合、老廃物が流れきってしまえば元の柔らかさに戻りますので、しばらく放っておいても元の柔らかさに戻りますし、早く元の状態に戻したいのであればマッサージなどが有効です。

 

エネルギー不足による筋肉の硬さ

最後にもう一つだけご紹介します。

皆さんは、筋肉に力を入れる時にエネルギーが必要なのはイメージできますよね。では、筋肉の力を抜くときもエネルギーが必要と言ったら信じらるでしょうか?

実は力を入れていた筋肉が力を抜くときもエネルギーが必要なのです。厳密に言うと、力を抜いた状態を維持するためにエネルギーが必要なのですが、わかりやすい例が死後硬直です。

死んだら筋肉が柔らかくなるはずなのに、一旦筋肉が硬くなりますよね。これは、この力を抜いた状態を維持するためのエネルギーがなくなったために起きるのです。

エネルギー不足は、私たちの施術でも深刻な問題を引き起こしてしまいます。いくら、筋肉の安全装置をリセットして、縮めと言う指令が出ない状態を作っても、現場の筋肉がエネルギー不足に陥っていると柔らかくなってくれないと言う現象が起きてしまいます。

この状態を回避するためには、エネルギーの元となっている栄養と酸素をしっかりと筋肉に届けてあげる必要があります。

筋肉が緩みにくかったり、緩んだとしてもすぐに硬い状態に戻ってしまう人は、僕たちの経験上このエネルギー不足が原因になっていることが多いので、まずはこの部分から改善する必要があります。

ただ栄養改善だけすればいいかと言うと、決してそうではなく、しっかりと栄養をとっていても、筋肉が硬いと毛細血管が圧迫されて栄養が届かないと言う、現象も起きてしまいますので、筋肉の硬さを改善しようと思ったら栄養改善と安全装置のリセットを同時にやる必要あります。

 

具体的にどのように栄養改善すればいいのかは、別の機会に書いてみますので、今回は「エネルギー不足になっても筋肉は硬くなるんだ!」と言うことだけでも覚えておいてもらえたら、嬉しいです。

 

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