コーチの存在とは?・・ | ヒューマネコンサルティング 代表のブログ

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ヒューマネコンサルティング株式会社、代表の阿部です。



明けましておめでとうございます。

 

今年は待ちに待った五輪イヤーですが、昨年のスポーツ界もラグビーワールドカップなどでかなり盛り上がりました。

そんな中、全英女子オープンゴルフで渋野日向子選手が成し遂げた日本人42年ぶりのメジャー制覇も大きな話題となりました。

もっぱら、彼女の持って生まれた才能や明るさ等にメディアの注目が集まりますが、筆者はそのコーチ、青木翔氏の存在に注目したいと思います。 


渋野選手と青木コーチとの出会いは、彼女が一度目のプロテストを落ちた後の2017年の秋にさかのぼります。


渋野選手は、その後コーチとの出会いと指導の元で2018年に二度目のプロテストで見事合格を勝ち取ります。

それまでは、陸上選手の両親から受け継ぎソフトボールで鍛えた抜群の運動神経を生かし感覚重視のゴルフをしていたそうですが、そこに、「選手の個性を伸ばす」がモットーの青木コーチのエッセンスが加わったというわけです。


青木コーチは、アドバイスを与え、選手自身に考えさせ、彼女の個性や才能をどんどん開花させて行ったのです。

聞いた話ですが、当時青木コーチは渋野選手に「ボールをカップ回りに9コ並べさせ、距離を50センチずつ伸ばして置かれたものをぜんぶ沈めるまでは帰れない」というドリルを科したそうです。
そのノルマをクリアしなければ帰れない・・
かなり厳しい指導のように感じますが、これもコーチと選手の信頼関係がなければ難しいことだと思います。

また、8月に神がかり的なゴルフの末にメジャー優勝という大偉業を成し遂げる前の6月、「宮里藍サントリーレディス」での逸話にも目を見張ります。

ラウンド中にイライラを募らせていた渋野選手に対し、青木コーチは「何をやっているんだ。回りでサポートしてくれる人やキャディさんに対して失礼!感謝しなさい」と諭したそうです。


そして、その翌週から7位タイ、4位、そして資生堂アネッサレディースオープンの優勝、全英制覇へと繋がって行くのです。

まさしく昨年、時の人となった渋野選手とこれを支えた青木コーチとの関係・・


全英の時にも普通ならプレッシャーが相当かかっている決勝ラウンド最終日に、二人で駄菓子を食べながら談笑しているシーンが印象的でした。

 


やはり、選手にとって”コーチとの関係や存在はとても重要なもの”だということを物語っていると思います。
 

 

さて、ビジネスの世界にもコーチは存在します。

 

筆者もスポーツ界とはフィールドこそ違えど【ビジネスコーチ】 として、今後のミッションをしっかりと努めて行きたいと思います。

渋野選手、青木コーチ、お疲れ様でした!

 

今年も素晴らしいパフォーマンスを見せて下さい!