ドラマ半沢直樹 (濃ゆい演技は胃にもたれて苦手なので、本編を私は見てないんですけど・・・)
たまたま観た 番宣は、実力派の役者さんたちが楽しそうにやりたい放題演っていて、メイキングは面白かったですが。
「やられたらやり返す」
「倍返しだ」
「10倍返しだ」
っていうのがキメ台詞。
さて、何か意図的に危害を受けた場合に、やり返す「報復」なんだけど。。。
報復や復讐にもちゃんと決まりがあります。
「目には目を、歯には歯を」
ってやつですね。
紀元前1700年頃、古バビロニア国王、ハンムラビが成文化した、ハンムラビ法典です。
続きがあって、元文は
「Eye for eye, tooth for tooth , hand for hand , foot for foot」
目には目を、歯には歯を、手には手を、足には足を
なのだそう。
aとかtheとか、定冠詞が付いていないので、抽象的な表現なんですね。
目をつぶされたら、目をつぶして返す。歯を折られたら歯を折って返す。腕を切り取られたら、腕を切り取る。足を折られたら、足を折り返す。
なんだか物騒ですねえ。でもこれは決して、報復や復讐を奨励しているものではありません。
これはもし報復をするのであれば、やられたこと以上を、返してはいけないという、歯止めになっているのです。
「目には目を」であって、「目には目と歯を」は、ダメっというのが、報復の基本。
「目には目を」に「目には目と歯を」で返していると、争いが際限なく大きくなっていきますからね~。
やられた以上にやっちゃいけませんっていう法律なのです。
4000年近く前に作られたのだけれど、よく考えられていますね。
ドラマは勧善懲悪のフィクションなんで別にストレス解消で見ている分には、全然かまわないのだけれど、人気ドラマだと、見てた人が なり切った気分で「倍返しだ~」とか「10倍返しだ~」とか、平気で叫んでたりするのが増えるのが、ちと心配です。(老婆心ながら。。。)
「倍返し」も「10倍返し」も、4000年前の人類より脳みそ低次元なので、やっちゃあいけません。
もしどうしてもやり返したいのであれば、
「目には目を、歯には歯を」どまりにしときましょうね。うひっ。
後のキリスト教の新約聖書だと、
「悪人は相手にしてはいけない」とか
「右の頬を打たれたら、左の頬も差し出せ」 っていう考え方もあるので、こちらの話もまたの機会にでもできたらと思っています。
これも勘違いすると、ひどい目にあっても泣き寝入りしちゃったり、やられっぱなしでメンタル壊しちゃう人が出たりするので、やさしい良い人は気を付けないといけません。
精神のレベルは、驚くほど上下の幅が広いですからねぇ。。。対応は、相手によって人それぞれ異なりますので、なかなか難しいです。
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