今回はアフリカ篇です。
南米エリアに負けず劣らすたくさんの種類が展示されていますが、
当ブログではとりあえず4種、
お気に入りの魚をご紹介します。
ポリプテルス・エンドリケリー・エンドリケリー
ポリプテルス目は、
古生代デボン紀に現れたとされています。
「生きた化石」とも呼ばれている淡水魚。
ギニア、ナイジェリア、ニジェール、ガーナなど西~中央アフリカの河川や湖沼に棲息しています。
テトラオドン・ムブ
単に「ムブ」とも
タンガニイカ湖やコンゴ川流域などに棲息する、
世界最大の淡水フグ。
成長すると体長7~80cmほどになります。
エレファントノーズ・フィッシュ
コンゴ川に棲息しています。
名前の由来となった、長く伸びた下顎(鼻ではない)には、
発達した感覚器が備わっていて
泥の中の微生物を食べています。
プロトプテルス・エチオピクス
「ハイギョ」の一種です。
ハイギョはシーラカンスと同じ「肉鰭鋼」に分類される
これまた「生きた化石」と呼ばれる魚です。
鰓の他に肺を持つことで知られていますが、
成長に従って肺が発達するため
鰓呼吸のみでは生きられず、
空気呼吸をしないと生きられない魚です。
その代り、乾季が来て水が無くなっても
地中で「夏眠」することで生き延びることができます。
ちなみに、ハイギョの仲間は南米に1種、オーストラリアに1種、
アフリカには4種が知られています。
(次回に続く)