高槻支部主催 高槻市後援

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国土交通省の発表によると、平成28年末の時点で

30年を超える高経年マンションは。全国で

172.7万戸を超え、今後も増え続けることが指摘されている。

 

その中で、生活する上で必要な排水管について

考えてみよう。

 

排水管は、その材質が鋼管等の場合腐食や汚損によって

取替えが必要な時期がきます。

また、排水管の場合は、専有部分である住戸内の壁の

内側に「パイプスペース」と呼ばれる空間を設け

共用の排水竪管を通している建物が多くみられます。

 

壁の中にある排水管を取り換える場合には

専有部分である内装材を解体・復旧する

「道づれ工事」が発生します。

 

道づれ工事は、管理組合負担で行われる場合が多いので

内装工事の範囲や内装材のグレードによって

工事費用は大きく変わってきますので検討が必要です。

 

また、マンション全体の維持管理面やコスト面から

共用部分の配管設備工事に合わせて、

床下にある給水管など個人負担である専有部分内の

配管の改修工事も同時に実施することもよく行われます。

 

専有部分の維持管理と費用は、区分所有者の責任と

負担ですが

 

このルールを知らずに、その備えをしてこなかった

ことから、専有部分の工事が実施できず

下階住戸への漏水事故を生じた事例が多々あります。

 

更新工事が必要な配管材を使用しているマンションでは、

20年目を過ぎてからの長期修繕計画の見直しの際には

 

大規模修繕工事と同時に行う専有部分の工事の必要性と

費用負担について、

理事会の諮問機関である専門委員会で十分に検討し

 

全区分所有者への適宜報告と

説明(コミュニケーション)が不可欠です。

 

その際 第三者的立場のマンション管理士等の専門的知識

を有する者の活用をおすすめします。