夏の疲れが溜まっていたのと、個人的な事情で、低空飛行していましたが、なんとか浮上しつつあります。
ただいまのワタシレベル、10をマックスだとすると4くらい。←え、低すぎ??
まあボチボチと行きます、いえ生きていきます。



人間、疲れすぎると、好きなこともどうでもよくなるんですね。
予約本が溜まっていきましたが、図書館に行くのすら億劫で、何冊か流れていきました。

そんな中、読んだのが、



中学生が書いたと話題ですが、正直期待していませんでした。ごめんなさい。
でも何の気なしに読んだら、面白い!!
面白い!と言われ裏切られたこと幾度もあり、基本、話題本は信用していませんが、こちらは面白かったです。

もし、死にたいくらい悲しいことがあったらとりあえずメシを食え。

挿絵を描いている、西原さんが言いそうなことですが、文中に出てきます。
ワタシ、死にたいとまではいきませんが、悲しかったので、そうか、メシを食えば良かったんだな、と気づかされました。

この作者の方の家庭環境はよく分かりませんが、もしかしたら田中さんと同じ、母子家庭のお子さんなんでしょうか、と思うくらい、母子家庭のお子さんの気持ちの機微が細かく描かれています。
もし、そうでないなら、この描写力ハンパないです。
この子はすごくいろんな本を読み込んでるんでしょう。(なんせ、好きな作家が志賀直哉に、吉村昭!)
いろんな知識を持っていることがほんとよく分かります。
秘すれば花が、世阿弥のコトバだなんて、うちの子どもたちは一生かかっても知ることはないでしょう。それもどうかと思いますが。
正直、芥川や、直木を取った作品すら、
なぜ、これが売れるのか、取れるのか疑問に思う作品すらチラホラあるので、余計、この子のスレてない、純真さがキラキラとこちらに迫ってきます。
書くことが好き、という気持ちをこのまま持っていってもらえたらな、と思いました。あんた、何様??

前回、励ましやらメッセージやら下さった方々にはほんとありがとうの気持ちです。
しら〜と厚かましくも戻ってきましたが、またよろしくお願いします。



お礼に、虎男のおちり。❤️いらないよっ

ゆずも虎男も、兄ィもクーも元気です。