日本では超有名人ですが、

本国のアメリカでは有名人じゃないということを現地の人にずっと聞いていたのですが、

最近、アメリカでバシャール(ダリルさん)がバッシング(批判)を受けているそうです。


特に、ずっとバシャールを好きだった人たち(ファン?)が、

一気に冷めて、批判し、離れて行っている、と。




「予言でも外したのかな?」と思って、

その理由を現地の人に聞いたら、

回答が想像のナナメ上を行っていた。




アメリカで最近バシャールが批判されている理由は、

「コロナは危険です」とか、

「外に出る時は、マスクをした方が良い」、

という普通過ぎることを言ったから、だそうな。



アメリカでは他の有名人たちが、

「コロナは悪い人たちが仕組んだウソ!」

「マスクを外そう!」

と言っている中、

「マスクを付けましょう」という当たり前すぎることを言ったことで、

「ベタ過ぎる!」「そんな訳はない!」とバッシングされたのだとか。



なんというこった。






結局みんな、「自分」の意見を信じたいのだ。






だって、バシャールに「マスクをしましょうね」と言われて、

「こいつはウソつきだ!」「もう、バシャールは終わった!」と感じられるということは、

自分の中に最初から「こう言って欲しい」という思いがあり、

その自分の思いとは「違うこと」を言われたから。

そのギャップに、拒否反応を示す。



だから結局、「自分が信じたい事」を誰かの口から聞きたいだけなのだ。


人間とは、なんと情けなく、卑怯な生き物だろうか。


自分の考えや、主義や主張は、

別に「誰かの口(お墨付き)」をもらわずとも、

自分一人さえ信じていれば良いだけなのに。


ほらね、あの政治家もこう言っているわ(私の思いと一緒)。

ほらね、近所のママたちもこう言っている(私の主張と一緒よ)。


ね?【私の主張】は、正しいでしょ?



こうして意味不明の【正しさ】同士が衝突し、

争いが発展し、戦争が起こるのに。


【正しさ】は、自分の心にある時は純粋な『発想』だった。

それだけで、別に良かった。

自分1人さえ、ソレを信じてあげられたなら。


ところが、誰かのお墨付きを得たいがために、

周囲の口の動きを「期待」してしまった。

「ね?あの人も、私の主張と同じでしょ?」

と。


その瞬間、『純粋な思い』が【正しさ】に変わった。


※詳しくは『悪魔とのおしゃべり』という名著をご覧ください。
正しさについて、めっさ書いてあります。

↓耳で聴くバージョン、おススメ

 






誰かの口を借りて、自分の思いに【正しさ】というお墨付きを与えたい、

人間たち。


でも、それって誰もがそうだと思う。



彼氏にフラれて失恋でショックを受けるのは、


「あの人は、こういう気持ちのはずだ(私のことを好きなはずだ)」という、

【自分の思い】とは違う言動を、相手が取るから。

やはり、自分の心の中の声を、自分一人勢力では信じられなかったのだ。



「あの店、最悪!」と怒るのも、

「もっと、サービスが良いと期待していたのに」という思いであり、

結局は、【自分が信じたこと】とは違う行動(まずい味付け)を、相手が取ったから。



好きな人にも、親にも、先生にも、政治家にも、友だちにも、

どんな人に対してであれ、

「自分の思い」へ、相手が【正しさ】というお墨付きを与えるのを期待しているのだ。




「言っている事が普通過ぎる!」と、バッシングされる職業?だなんて、

想像できる?(笑)

そんな職業?を続けていると、

もう「普通のこと」なんて言えなくなるじゃん。


だって、「普通なこと」を言っただけで批判されるんだから。

過激なパフォーマンスを目指すようになるだろう。

「より、普通じゃない事を」「より、驚いてくれる事を」「もっと、もっと」。

 



実は、これが今まさにSNSで起こっている事なのである。

ユーチューバが自分で事件を捏造するのは、

「普通なこと」なんて誰も期待していないから。


あなたの同級生がインスタグラムを盛るのは、

「普通なこと」を誰も期待していないから。



そして、そんな「発信」ばかりが増えると、

当然みんなが「異常です合戦」を始める。



遠いアメリカで起きてる問題ではなく、

あなたの、その手に持つスマホで、

 

毎日展開されているお話しだ。




家で、ボロボロのジャージで寝てる姿をインスタに上げれる?

 

上げれる人も居るとは思うけど、

 

わざわざ『こっちを』上げようとは思わないはずだ。

 



「より、豪華に」「より、おしゃれに」

だって、あの奥さんのインスタを見たら、

「○○だった」。 

 

私はもっと「○○」にならないと。


こうして、あなたのSNSの中には、

本当とは違う世界がブースト(増強)され始めている。



とにかく「普通のことを言えない」業界で、もう30年?以上やってる、

バシャール。

 

 

 

そんなバシャールが、

「マスクを付けましょう」

「コロナは危険である」

と言える、真意が分かりますか?

 

 

 

そのうち分かると思います。


※今日もヒマだったら、YOUTUBEで配信します。
※夜中10時くらいから?だと思われるし、
そのまま寝る可能性も大だと思われる。




前回の、対談本(これ読むだけでも、多くの質問が消えます)

 

 

 


 

【The Rebirth】でやることの内容を、
今さらながら読み返してみたら、
マジでビビった。バシャール、たぶん俺のブログ見てる!

⇒こちらから

 
 

 

 

 

 

 

 

 

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▼この記事を書いた人 Writer's Info

さとうみつろう

日本の作家・ミュージシャン。中1の長男コクトウ君と、小3の長女ザラメちゃん、最近1才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…

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