初めて子供が生まれた時、
夜泣きで眠れなかった。
「1歳になれば夜も寝てくれるはず」
「2才になれば子育てから開放されるはず」と頑張った。
ところが2才になったらなったで、
「歩き回るから1秒も目を離せない」
「家で昼寝すらできない」
とか
「スーパーでビンを割らないか心配」
とかとか。
で、当時の会社の先輩に、
「いいですね~、子育てが一段落した先輩は。
こっちは夜泣きで毎日大変です。」と言うと、
「小学生になっても大変よ~。
うちの子供は学校でイジメられていて、同級生とかぶち殺したいもん」
と言っていた。
早いもので、子育ても12年。
落ち着いた事もあるけど、
来年中2になるコクトウ君にだって、
中学生ならではの、「子育てって大変だなぁ~」がある。
で、ふと思ったんだけど、
ひょっとしてうちの母「さとうキビさん(80才)」も、
「40才の息子の子育てはまだ大変よ~」って思ってるんじゃないかな~と。
だって俺が20歳の時に
「子育てを終了する!」とかいう調印式みたいなの無かったし、
30歳で「契約切れです。再契約しますか?」みたいなのも無かった。
「何が言いたいんだ?」
主語が変わった瞬間、
ふと、楽になることってありません?
主語が変わる時、
「主体」から「客体」になれるんですよ。
物語りの「主役(主人公)」から「脇役」に変われるんですよ。
何が言いたいかというと、昨日の晩。
みつろう
「はぁ、中学になっても子育てって大変だなぁ。
お前、なんでこんなところに靴下脱ぎっぱなしなんだよ。
あ、お母さんが来た。
ん?
あれ?
よく考えたら、俺も子育てされてる身なんじゃね?」
この瞬間、
【子育てしている人(主体)】
から、
【子育てされてる人(客体・脱主人公)】
に【わたし】の位置が180℃変わって、
なんか、笑えたんですよねぇ~。
いや、分かってるんですよ。
低レベルな皆さんには「何が面白いのか」すら理解できてない事も、
みつろう麻薬やってる疑惑が脳内に出始めたことも。
でも、なんか笑えたんですよねぇ。
子育てしてる気(立派な気)マンマンな人が、
よく考えたら、そいつも「子育てされてるナウ」と気づいた時。
主体から、一気に客体へと【自分】の位置をロールバックさせられた時。
笑えたんすよねー。
3才児が赤ちゃんに「っめ!」って言ってた、みたいに気づいて。
???
たぶん、麻薬やってるんだと思います。
えぇ。睡眠中に盛られたんだと思います。
それか、お姉ちゃんが勝手にジャニーズ事務所に応募したんだと思います。
書類選考で一番多い言い訳だと思います。
子育てにおいて大切な事は、
自分もまだ子育てされているということを、
決して忘れちゃいけない
という事じゃないかなと。
自分の「教え」が完璧だという思い込みから手を引いて、
「子育て」どころか「まだ子育てしてもらってる」くらいの感覚まで、
「一瞬」でも自分の身を引いたら良いかと。
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2020年12月22日㈫
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さとうみつろう
日本の作家・ミュージシャン。中1の長男コクトウ君と、小3の長女ザラメちゃん、1才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…
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