先日のサッカーシーズン終了打ち上げプールパーティでは、普段ゆっくり話せない他の保護者達とおしゃべりできた。
チームマネのボブは、堅実かつユーモアのある真面目なアメリカ男。
とっつきにくいおっさんか?と最初は接し方を探ったうちも、単にこのおっさんはいつも普通に自然体と知って安心した。
気分の上下とかまったく無いから、むしろ安定感ある。
ボブの奥さんは、ペルシャ人。
夫の元上司CEOやったおっさんも実はペルシャ人。
彼らは「ペルシャ人である」ことが大切なアイデンティティらしい。イラン人とか言われたくないらしい。
それはさておき、奥さんはとても陽気で愉快な女性。
そんな彼女が実はすごい驚いたことあるねん、とその夫であるボブがパーティのくだけた場でうちら夫婦に告白してきた。
かなり前の試合中に、息子はボールか誰かとぶつかって倒れた。で、そのまま痛そうにして動かへんねん。
なのでうちが「あらら、○○が死んでるね」(←○○は息子の名)と日本語で娘に言うともなしに言うた。
そしたら娘も「○○死んでる〜」と嬉しそうに言う。
「うん、死んでる」
「ぎゃはは〜、○○死んだ〜 ○○ is dead! ○○ is dead!」とお笑いにする。
この会話がボブの奥さんには衝撃やったとのこと。
あら。
☓☓が死んだ〜と明らかに冗談で言うのって、そんなに
Σ(゚Д゚;)なこと
でございました!?
「阿呆は死んでも治らない」とか「死ぬ気で頑張る」とか「あいつ死んだな(←終わったな)」とか日本語の方が軽く“死ぬ”を使うんやろうかね。うちだけ? お前はすでに死んでいるって名台詞も日本にはありますのよ?
「いや、息子ってよく演技しますねん。何かにつけてはものすごく大げさに痛がったり、演技で涙出せたり、すごいアクターですねん」
とボブ夫妻にあわてて説明したやん。
現在もうちがブログ書いてる横で息子が「ちょっと下痢気味やった。はぁ〜」てトイレから戻ってきて“弱ってて可哀想な僕アピール”してたら、娘が工作しながら無意識に「Are you acting again?(あんたまた演技してんの?)」とさらっとつぶやいてたのが笑う。
パーティでうちの釈明を聞いたボブの奥さんは「なるほどね、そうやって死んだ死んだ言うて奮起させるわけなんね」とこっちの都合に良いように解釈してくれた
「いや〜、私びっくりしたけど、すごいhilariousやったわ」と、がははと笑いはった。
hilariousとは「むっちゃ笑かす」て意味なんで、うちもほっとした。
とりあえずね、宗教も考え方も全く違う人が集まるとこでは、日本語であっても過激な表現するんは気をつけるに越したこと無いね
ボブの奥さんってば、実は叔母さんが日本人男性と結婚して日本に住んでるんよ。なのでほんの少し日本語ご存知な模様で、娘とうちの日英混じりの会話を理解できた。
日本女性がみんな「息子が死んだ〜ぎゃはは」と試合中に倒れてる我が子を揶揄するわけちゃいまっせ〜(;´Д`)
ボブの奥さんがユーモアのあるおおらかな人で良かったわ
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