2019年のツアー日程も無事終了しました
いよいよ来年は五輪イヤーということで
五輪出場枠に関係する世界ランキングに注目が集まっています
毎週月曜日(米国現地時間)に発表されるROLEX世界ランキングは
世界の10ツアーを対象に集計される成績ポイントから計算されます
その10ツアーは
オーストラリア(ALPG)
中国(CLPGA)
韓国(KLPGA)
欧州(LET)
欧州下部ツアー・アクセスシリーズ(LETAS)
米国(LPGA)
米国下部シメトラツアー
日本(JLPGA)
日本下部ステップアップツアー(JSU Tour)
台湾(TLPGA)
集計期間は2年間で
直近13週のポイントは100%加算
ほかはさかのぼって1/91づつ逓減して加算
その合計ポイントを出場対象試合数で割った平均で順位を付けます
ややこしいのですが、ポイントの高い試合で上位にいることが順位を上げる近道です
で、来年の五輪出場資格は各国世界ランク上位2名が出場できます
ただし世界ランク15位以内は1か国最大4名までですから
日本の場合「15位以内」にはいれば、ほぼ出場権獲得です
というわけでボーダーを試算するのに世界ランク15位を基準にします
15位の平均ポイントを「4.7」で試算しました
最終戦終了後の日本人選手で世界ランク100位以内の選手です
渋野・鈴木の両選手に続いて有利なのが
試合数の少ない「古江彩佳」プロ
アマチュア優勝した富士通はもちろんのこと
リゾトラでの3位タイ、リコーカップでの2位タイとポイント加算が大きく
何といっても母数の対象試合数が圧倒的に少ない
現時点での対象20試合は最低試合数の35に足りないため
平均ポイントは35試合で割るので「1.39」の86位
実際の22試合で割ると2.217で49位になり日本人4番手に位置するのです
その試合数の少なさは出場順位の決まる
来年6月末までの必要ポイントが少なくていいということです
どこのメディアも報じていませんが
「日本人選手4人出場」というのも可能性ゼロではないのですね^^
もちろん他の選手も海外メジャーのスポット参戦や
開幕序盤からのスタートダッシュによっては大きく順位を上げるので
まだまだ可能性がありますよ~