【記憶術】「覚える」ためには「忘れる」ことも大事です

あなたの学習回路を起動、加速させる

学習コンサルタントの宇都出です。

 

2日ぶりの投稿です。

 

一昨日の記事では、

「財務諸表論」のテキストの目次項目を記憶している話を報告していました。

　⇒　【記憶術】「目次イメージ記憶法」でも「階層構造」の力は外せませんね

 

あれから、一昨日、昨日と散歩をして、

ようやく「財務諸表論」の「基本講義」「応用講義」テキストの

合計300ページの目次項目・約500ほどを覚え終わりました。

 

「覚え終わりました」というのは不正確ですね。

 

正確には

「500個の結びつける場所を用意し、

そこに目次項目をイメージ化したものを割り当て終わった」

というところですね。

 

そして、記憶の現状をざっくり言うと、

 

①500個の場所をほぼ全部思い浮かべられる

②450個のイメージを場所から思い出せる

③350個の言葉を場所・イメージから思い出せる

④200個の目次項目を場所・イメージ・言葉から思い出せる

 

500個全部の目次項目をスラスラ言えるようになっていることを

期待されるかもしれませんが、私の場合、こんなところです。

 

場所に置いたイメージが思い出せなかったり、

イメージから言葉が思い出せなかったりすると

そんなに気持ちのいいモノではありませんが、

これが大事なんですよね。

 

忘れたところが何だったかが気になり、

テキストを早く読みたくなり、

「なかなかテキストを手に取る気がしない」

「勉強に取りかかるまでに時間がかかる」

なんてことはなくなります。

 

そして、テキストを見ると

「ああ、そうだった！」とスッキリして

記憶に残りやすくなるのです。

（そうはいっても、また忘れてしまうわけですが……）

 

こうやって繰り返すなかでだんだんと記憶は

定着していくのです。

また、このなかで覚えている目次項目の

もう一段下のレベルの階層を整理して書いたり、

気になるところの本文を読んだりして、

ざっくり回転しながらだんだんと細かいところに

入っていくわけです。

 

場所とイメージを活用した記憶術は強力なので、

全部、一発で覚えることを期待されるかもしれませんが、

これが現実、こんなものだと思っておいてください。

 

それでも、場所やイメージの力を使わないと、

いくら繰り返したところで、思い出すのはほんとキツイですから。

 

大事なのはやはりKTK(高速大量回転）です。

目次イメージ記憶法も、KTKをさらに加速させる手段だと

思ってください。

 

くれぐれも、「ああ、忘れている……思い出せない…」と

落ち込んで、回転を止めないように。

 

ご意見、ご感想、ご質問はお気軽にコメント欄まで。

 

宇都出

 

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