まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『熱血司祭』4話まで

2020-02-16 13:15:11 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ファン代表の表彰式に堂々と入って行き、壇上に立ったヘイル。

神父としての挨拶をした後、この場に強い悪魔の気を感じます・・・と続けました。

ファン代表をはじめ、署長たちも苦虫をかみつぶしたような表情を浮かべますが、来賓やマスコミの前ですから、表だって摘み出す事もできません。

でもね、ヘイルも詰るだけで何も出来ませんでした。

却って鬱憤が募る結果となりました。

 

教会では主任神父が居なくなった状況でした。

だから、ハン神父が主任神父に・・・と上層部から言われました。

でも、ハン神父は自分には荷が重いと尻ごみしてしまいました。

ヘイルは本来別の区の神父なので、主任をする事は出来ないんだそうで。シスターも、ヘイルの言動を考えると、ここは是非ハン神父にしてもらいところなんですが・・・。

でも、ハン神父に頼みこまれ、仕方なく、その月いっぱいはヘイルがミサを行うことにしました。

 

ヘイルの行動は、すぐに部長検事に伝わりました。

釈放するからだ・・・と責められたパク検事。

ヘイルの言動に呆れました。自分が善処してあげたのに!・・・と、言う事を全く聞かないヘイルにムカつきました。

 

イ神父の死と、継いで起ったスキャンダル報道で、ミサに出席する信者数が激減しました。

でも、ヘイルはイ神父を信じ、まだ悲しむ信者のいることも知っています。だから、数が少なくても、ちゃんとミサは行おうとハン神父と話をしました。

「イ神父を信じてくる人がいればミサは行います。聖堂を守りながらイ神父の名誉も回復して過ちを正そう。」

珍しく落ち着いた神父らしい言葉でした。

ハン神父も嬉しそうに頷きました。

 

でもね、そうは言ったものの、やはり目の前で神父を信じず、聖堂に入るのを躊躇する人を見たら、ついつい暴言を吐いてしまうヘイルなんです。

シスターの気苦労は無くなりそうにありません。

勿論、パク検事が来ても、言いたい放題で、口げんか勃発は相変わらず。

嘘だと分かっていながら、事件をマスコミ報道の通りに処理しようとするパク検事と、その嘘を証明しようとしているヘイルとでは、相入れないのは当たり前。

絶対に諦めない!と、ヘイルが言うと、

「国会にも、青瓦台にも行って。それでもダメなら教皇様に縋ったらどう?」

と、からかい口調でパク検事が言いました。

軽々しく教皇様の名を出した事に、ヘイルは激怒。

でもね、後々になってこの言葉がヒントになるのです。ヘイルの行動の・・・。

 

ヘイルが授賞式で放った言葉は、案外議員たちの中に浸透したようで。

野党がそれをネタにしようとしていると知ったチョン区長は、ファン代表が福祉施設の管理をするのは、マズイと考えました。

別のどーとでもなる宗教団体を名ばかりの管理者にしようと考えました。

で、ファン代表が声をかけたのは、インチキ宗教団体の教主をしているキ・ヨンムン。メガク教等と言う、胡散臭げな教団を率いているのですが、信者の数もそこそこいますね。

 

養護施設にいる子供が給食の所為で体調を崩し入院中だとか。

シスターが給食センターの不正を調査してくれという陳情書をパク議員に提出して来ました。

これにも、チョン区長や所長たちが一枚かんでいるようです。

 

ファン代表とパク検事は、ヘイルの身元調査をしました。

すると、至って普通の神父の人生しか見えて来ません。

ちょっと肩すかしをくらった感じかな?元要員と言う履歴はやっぱり完璧に抹消されているんですね。

 

ヘイルは、イ神父の身の回りの片付けを始めました。

そして、そこで発見したのです。イ神父が区の不正をいろいろ調べていたことを。

かなり詳細な資料が残されていました。

それをもとに、何度も当局に訴えて来たようです。でも、全く取り合ってもらえなかったようです。

“生まれて初めて主の意思に背きます。彼らを許さず、その罪を暴こうと思います。私は力尽きるまで闘い続けます。主を信じる者のためではなく、この世の全ての人のために”

 

ヘイルはそれをハン神父とシスターに伝えました。

二人は泣きました。一人でどんなに辛かっただろうと。

ヘイルは自分の文句ばかり言って来たこれまでの行いを反省しました。

「一人で闘って来た神父の意思を私が継ぎます。」

と、ヘイルは言いました。ハン神父も協力を約束しました。

 

とは言っても、八方ふさがりの状況。どうすれば良いのかと考えた時、ヘイルは思いだしたのです、パク検事の言葉を。

バチカン市国にいる教皇へ直接手紙を送り、この現状を訴える事にしたのです。

無駄だとシスターは言いました。教皇に至るまでには様々な手順があるわけで。なかなか手元にも行かないのではないかと言う事です。

でもね、神はいました。

教皇が手紙を読み、イ神父の死亡事件を再捜査してほしいと大統領充てに書簡を出したのです。

 

ソ刑事は、ク刑事から治外法権的な区域があることを教えられていました。ロシア区域がそれでした。

ある日、そこにひったくり犯が逃げ込んでしまったのです。

追ったソ刑事は、一瞬躊躇しましたが、犯人を取り逃がすのが我慢ならないくて、追いかけたのです。

で、見事取り押さえたのですが、遅れてやって来たク刑事に、放すよう言われてしまったのです。

ファン代表やその区域に店を出しているコジャイェブと言う男も現れ、結局、放すしかなくなったソ刑事。

命あってこそ刑事の仕事が務まる・・・と言うク刑事に、必死に怒りを我慢したソ刑事でした。

悪いヤツを捕まえたい、それだけで警官の道を目指したソ刑事とすると、理想と現実のあまりの差に、悶々とするばかりでしょうね。

 

大統領は、すぐさま、担当検察に指示を出しました。

部長検事は驚き、パク検事に伝えました。

パク検事、ヘイルの仕業だと察したかな?

 

チョン区長たちはこの決定に本当に驚きました。

大統領からの直々の指示です。無視できる筈はありません。

おまけに、もう一つ厄介なのが、捜査にヘイルを参加させろという条件がついていることです。

署長は考えました。

ヘイルを邪魔する者を担当者とすればよいと。もち、それはク刑事しかいませんよね。

 

何故自分が?・・・と不審がるク刑事。

すると、署長は見え見えのおべんちゃらを言い、一つ重要な任務を言い渡しました。

「一緒に捜査するフリをして、できるだけ邪魔をしてほしい。気がつかれないようにな。報告も忘れずに。」

ク刑事、あまりにも酷いやり方に、情けなくなりました。自分がそれに従うしかないと相手が踏んでいることも情けなかったでしょう。

 

ヘイルたちも大喜びです。

勇んで警察に行ったヘイルは、担当者がク刑事だと知り、警察が全く再捜査する気が無いと気付きました。

 

どうなることやら。


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