仲田まつりのフィナーレの前に
ガリクソンのお話。
普通にレッスンしてましたので
驚く生徒さんも多いと思いますが。
昨年１０月に
小学生の男の子から託された
大事な大事な仔猫、ガリクソン君
１度は里親さんに引き取られましたが
体調を崩し、家へ戻ってきました。
家へ戻るとすぐに元気になりました。
その後
何度が譲渡会のチャンスもありましたが
「真菌」になったり「口内炎」ができたりで
全然参加できず・・・
北区のボランティアの生徒さんも速人先生も
ガリクソンは家がいいんだね
ガリクソンは家を選んだのだと思う
との見解。
ガリクソンの意思を尊重し
譲渡会には参加せず家の子になりました。
この数ヶ月
沢山食べて、沢山寝て、沢山遊びました
すくすくと成長しておりました。
ですが
ちょっと前から体調を崩し
精密検査をしたところ
「FIP」でした。
FIP・・・
発症したらほぼ１００％助かりません。
でもね
飼い主ってそんなの信じられないんですよね
奇跡が起きて、治る・・・！
他の仔は死んでしまったかもしれないけど
ガリクソンだけは死なない・・・！
まだ１歳なんだから死ぬわけない・・・！
と思ってしまう。
やれる限りの手を尽くしました。
私も速人先生も寝れない毎日でした。
発症してから１週間で、たったの１週間で
ガリクソンは急激に衰弱していきました。
そして
８月３日の午後、天国へ旅立ちました。
最後は苦しむこともなく
静かに逝きました。
普通にしてましたが
２日の木曜日のレッスンが
精神的に本当にキツかったです。
発症してからの１週間
干からびてしまうんじゃなかって程
泣きました。
ガリクソンはもっと辛かったと思いますが
旅立つ前日まで
ガリくーんと言って触ると
朦朧としながらでも
ゴロゴロ、モミモミしてくれたイイ子です。
本当に可愛い可愛い子でした。
あたくしね今回
ガリクソンの死と全然向き合えなかった。
だって、まだ1歳にもなっていない。
つい2、3日前まで元気だった。
弱っていくガリクソンを側で見ていても
死ぬ実感が全然なかった。
ピンとこなかった。
もうほとんど意識の無いガリクソンでも
まだ助かると思ってしまった。
ポネコの時とは訳が違う。
速人先生には
ずいぶん辛い思いをさせてしまった。
一生分、泣かせてしまったかもしれない。
速人先生は
全ての辛い事を引き受けてくれた。
本当に申し訳ないです。
お葬式と火葬を済ませ
ガリクソンは
小さな骨壺に入って家に帰ってきました。
今は大分落ち着きました。
赤ちゃんの時に死んでたかもしれない仔猫が
１０ヶ月、ウチで楽しく過ごせた。
旅立つその瞬間まで一緒に居れた。
ガリクソンに出会えて良かったっ！
そう思うようにしてます。
ガリクソーーーん
世界で一番いい子だったよっ
世界で一番かわいい子だったよっ
ウチの子になってくれて
本当にありがとうっ
虹の橋で待ってておくれー
↓１日１回、クリックお願いします