【犬のしつけ方講座~トイレのしつけ編②】 | 犬のしつけ方講座 WONE MAKE(ワンメイク)

【犬のしつけ方講座~トイレのしつけ編②】

ご家庭における愛犬の「トイレのしつけ」には

覚えさせやすい犬種と

覚えさせにくい犬種がある事をご存じでしょうか。

 

「覚えやすい・にくい」では無く

「覚え【させ】やすい・にくい」です。

 

【させ】という言葉が入るだけで

ニュアンスが変わってしまいますので

日本語って難しいのですが

 

犬の世界には「トイレ」という物は存在しません。

ですので、人間の世界の物を

元々、犬の世界では存在しない「トイレ」を

覚えさせなくてはいけないのです。

 

人が人と話をするように、犬と言葉を使った

コミュニケーションをとる事は不可能ですので

言葉で覚えさせようとしても、うまくはいきません。

 

トイレのしつけに限らない事ですが

愛犬に対して

「叱る」

「怒る」

「怒鳴る」

「説教する」等

 

良くない行動に対して

上記の様な行動をとっている飼い主様を見かける事があります。

 

人は、うまくいかない事や、思った様にならない事があると、上記の様な行動をとり

「しつけをしてます」

「しつけをしました」

「ちゃんと教えています」と

ご自身がやったつもりになり

その後、愛犬が同じ行動を繰り返しても

飼い主様もまた、同じ行動を繰り返すだけになります。

 

【なぜ、繰り返すのか】

人は、愛犬に行動を改善してほしいと望み

叱る、怒る、怒鳴る、説教をする

等の行動をとっているのだと思いますが

愛犬には「行動を改善してほしい」とは

全く伝わりません。

 

愛犬が唯一感じる事は

「排泄をしたら嫌な気分になった」

という事くらいです。

 

嫌な気分になりたく無い気持ちになると

犬は飼い主様の目を盗んで

イタズラや粗相をするようになるでしょう。

 

【知識を身に付ける事】

トイレトレーニングに関して

『覚えさせやすい犬種』は

中~大型犬です。

 

『覚えさせにくい犬種』は

小型犬です。

 

この二面性が出る理由は簡単です

トイレに連れて行くときの方法によって

覚えやすさに変化が出ます。

 

想像してみてください。

散歩に連れ出すと

外で排泄をすぐにする仔いませんか?

 

室内からでも、外飼いでも同じですが

限られた空間から離れる事で

排泄をしやすくなります

この時、愛犬はどのような状態でしょうか

 

小型・中型・大型

大きさに関わらず

『歩いている』のです。

 

室内でも外でも

トイレに連れて行く際には

歩かせるべきなのです。

 

この事から

身体が大きくなればなるほど

抱っこする事が困難になる為

中・大型犬は、トイレを覚えさせやすいのです。

 

逆に、成犬になっても5kg前後の体重の仔は

飼い主様がトイレに抱っこして連れて行きがちなので

覚えさせにくくなっているのです。

 

いわば、抱っこしてトイレに連れて行きながら

トイレのしつけを行っている飼い主様は

自らの行動によって、トイレトレーニングを

より、難しくしている可能性があるのです。

 

犬の習性を利用し

どのようにトイレを覚えさせるのか

その為の

【知識を身に付ける事】

これが大事なのです。

 

又、前回の

【犬のしつけ方講座~トイレのしつけ編~】

の内容と合わせて行う必要もあり

愛犬の現在の心理状態、飼育環境

飼い主様の接し方等も盛り込んで

トレーニングを行うべきです。

 

原因やそもそものトレーニング方法等をプロに相談し

トレーニングすべき内容を明確にする事が何よりも重要であり、成功への最善策なのです。

 

相談が無料で出来る

犬のしつけ専門店 WONEMAKE(ワンメイク)

千葉県木更津市ほたる野

ホームページ

https://www.wonemake.jp