今のスピリチュアルでよく言われる、自分らしさや豊かさを求める考えは、人をどこに連れて行こうとしているんだろう。
この本を読んで思った↓
グレートジャーニー「原住民」の知恵 (知恵の森文庫)
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文明とほど遠い生活をしている人たちの人間観は本当に地球との一体感の中で生きることが全てなのだろう。
それこそが、この地球で生きる人の在り方なのではないかと思う。
エゴが芽生えた人たちがエゴに振り回されて、自分らしさを主張してみたり、無尽蔵の豊かさを求めてみたりすることはやはり、不自然なことと言わざるを得ない。
そんなのは人類の進化などとは思わない。
エゴが生まれる前の在り方に戻っていくことこそが本来の進歩だと思う。
それが宇宙との一体化なのだから。
今のスピリチュアルがどれだけ感動的な言葉を並べていても、連れて行こうとしているところが、自分らしさであったり、無限の富であるならば、それは死に際に行き詰まるだろう。
別にそうしたい人はそうすれば良いよ。
その人の人生だから。
でも、私はそう言うものに惹かれてはいるけれど、振り払って生きていこうと思う。
正直、苦しいことも多いし、満たされない気持ちもあるだろうけれど、それでも、私は自分らしさよりも地球の一部としての自分を自己主張せずに実践していたい。
豊かさを求めるよりも、あるだけで満足しながら、感謝の気持ちを持ち続けたい。