前回記事から

割と時間が

空いてしまいました

 

中絶処置に対する

心象のアンケート続きです

 

 

自由回答欄を設けました

・中絶手術に対して、

 どう心象的に折り合いを

 つけていますか?

 

・50件以上の経験がある先生

 初期と現在で考え方の

 変化について教えて下さい

 

・その他

 どんな事でも良いので

 回答して下さい

 

いやあもう・・

マジで色々な意見を

頂きました

 

あまりに沢山の回答があり

個別に紹介するのは

非常に大変

なので

 

多かった意見を

まとめてみました

 

中絶手術に対して

どう折り合いをつけているか?

 

・誰かがやらなければならない仕事である

実に36人もの先生達が回答

もちろん、

色々な意味が込められていると思います

 

大方共通していたのは

 

母体保護法の元に運用しており

中絶手術を行う医者は

あくまで、法の執行者である

 

って意見ですね

 

確かにさ、

 

裁判官だって

警官だって

 

あなたの裁量で

権限を発していいよ

 

なんて言われたら

困りますよね?

 

死刑執行

とか

拘束・発砲

個人の判断において

執行したら

相当夢見が悪いです

 

例えそれが

必要悪だとわかっていても

 

ちなみに、

必要悪であるってwordも

五人くらいの先生があげていました

 

法があるから

個人の心の負担は

減っている側面もあるんだな

 

そう実感しました

 

・産まれてきた方が辛いケースもある

巷でも、よくあがる意見ですが、

15人の先生が回答

うち、

女性医師が8人で

過半数を超えました

 

回答性別比率は

こんな感じなので

女性側から多く上がった意見です

 

ちなみに

誰かがやらねばならない仕事

って回答は

36人中、女医さんの回答は7人くらい

圧倒的に男性の回答が多かった

(もちろん、両方とも記載している先生もいます)

 

年代ごとの性別分布は

そんなに偏りが無かったので

(これもよく考えると不思議・・)

やはり性別による

考え方の違いなのかも知れない・・

 

まさにこの回答は

心象的折り合いの付け方

と思います

 

ただ、個人的には

この考え方はなるべくしたくなくて

上の意見の方が

共感しております

(まさにデータ通りかも・・)

 

ちなみに

・中絶は女性の権利である

9人が回答

この意見は

女医さんに偏るかと思いきや

女性の回答者は3人

回答性別比率通りの結果でした

(ちょっと意外でした)

 

こんな意見もありました

 

・折り合いなどつかない

非常にストレートなご意見

6人が回答されました

 

男女比半分ずつ

年齢は30代までの

いわゆる若手医師が4人と

多数を占めました

 

また、折り合いがつかない

と回答こそしないものの

 

現在は中絶を避けている

中絶しない施設を選んだ

 

という先生も一定数おりました

 

やはり

命に関わるので

難しい問題というのが

実感できる結果

です

 

さて、

中絶経験数による心象的変化

ですが、

 

昔は中絶に対して

否定的な感情であったが

今は受け入れている

 

6人が回答

 

これは

私も同意見です

 

他にも色々な意見を頂きましたが

多数の意見を頂いたのが

 

性教育を、もっと浸透させて欲しい

でした

22人が回答

おそらく、直接書いてはいませんが

もっと多くの先生が

皆思っていることでは無いかと思います

 

大人のための性教育シリーズ

下矢印下矢印下矢印

https://ameblo.jp/kyusan0225/theme-10105367456.html

 

こんな記事も

色々書きましたが

 

まだまだ

日本の性教育が

足りない(足りなさすぎる)

のは事実だと思います・・

 

・・ただ

 

性教育がもっと浸透すれば

中絶数が減るかというと

 

実は調べてみると

そういう事でも無くて

 

中絶数の国際比較

下矢印下矢印

http://honkawa2.sakura.ne.jp/2247.html

 

 

私自身も、

性教育が浸透すれば

中絶が減るはずだ!

 

って単純に思っていましたが

 

もう少し

俯瞰的に、網羅的に

考えていくべきかな?

とも思いました

 

この辺り

大変勉強になりました

 

さて、

本当に色々な意見を頂きました

やや熱くなりすぎる意見もあり

 

もう少し

高校生に対して

わかりやすいメッセージは

無いもんかな

 

そう思って

対談に臨みました

 

というわけで・・

 

コンビニ店員に例えてみた

産婦人科医を

コンビニ店員に

置き換えます

 

自分は

コンビニ店員に

なりたくてなりたくて

やっと念願の仕事に

つきました

 

接客

商品陳列

商品説明

調理

アルコール販売

仕入れ

などなど

やる事は沢山あって

 

最初は

仕事を覚える事に必死です

 

沢山学ばなきゃならない中

 

タバコ販売の仕事も

覚えにゃなりません

 

私はタバコが嫌いです

 

なんでこれだけ

健康に悪いという情報が

巷には溢れているのに

 

依然タバコを吸う人が

一定数いるのか

理解に苦しみます

 

でも

仕事なので

タバコを売らなくては

なりません

 

年齢を確認して

タスポの情報を確認して

何番がどのタバコなのか

知っておかなければなりません

 

法律上

禁止されているわけでもないので

断るわけにもいかないですよね

 

タバコくれ!

 

っていうお客さんに

 

タバコは体に悪いから

やめた方がいいですよ

いや、絶対やめるべきです!

 

なんて

お客さん一人一人に

説得するのも

何だか変だし

時間の割に

得るものがあまりないかも知れない

 

それに、

他の仕事も

常にあり続けます

 

このコンビニは

タバコを売ってるくせに

禁煙グッズも一緒に売ってる

 

そんなところに

矛盾も感じますが

何せ忙しい・・

 

結果

私は、疑問を感じつつも

タバコを売ります

 

もっとタバコの害が周知され

喫煙者が減ればいいなと

思いながらタバコを売ります

 

タバコを買う人には

禁煙する方法

なんて資料をそっと添えて

その内タバコを吸わなくなって欲しい

なんて思っています

 

お客さん一人一人には

それくらいの対応をしますが

 

社会的には

タバコはやめるべきだ

タバコのない世界を

と言い続けます

 

とまあ、

こんな話を

高校生にしてみました

 

もちろん

今は全部伝わるとは思いませんが

将来、実際に中絶手術を見た時に

この日の話を

少しでも思い出してもらえれば

それでいいかなあ

そう思いました

 

 

 

 

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