雨の予想から晴れになった今日
夏八木 勲 7回忌記念上映
希望の国
に行ってきました
今まで当たり前のように目にしてた
出演作品のポスターも
これが最後になるのかと思うとしみじみ。。。
たくさんの方々に足を運んでいただき
それだけではなく「夫婦愛」「親子愛」「認知症介護」「郷土愛」「希望と絶望」など様々なトッピクが盛り込まれてました。
被災者の方々の理不尽や悲しみは映画ではカバーしきれてないと思いますし
私たちが本当に理解することは不可能だと思いますが
実際に起きていることを、どう考えるか、どう捉えるのかどう向き合うのか。
園監督が「映画は、巨大な質問状を叩きつける装置なんです。」とおしゃってましたが、
巨大な質問状が叩きつけられた映画でした。
「この役には彼(夏八木 勲)しかいないと」言ったのは慧眼だと
思うほどの壮絶な演技は素晴らしかった。
『絶対観て欲しい。事故が収束に向かっているように言っているが、福島では何も終わっていない』と、言ってた映画
魂をかけて演じた遺作
印象的だった夏八木勲の劇中セリフで、
「人生のなかでは何度も杭が打たれる。今まで当たり前だと思っていたことが突然当たり前でなくなる日がやってくる。」
現実に杭が打たれた状況にあったあの事故
色々な意見があると思われるラストですが、
農場経営者らは動物たちをまるで自分の子供のように育て、名前をつけている場合すらあると聞く。
劇中の家族も、子牛に服を着せるなどまさにそう。
もし、警戒区域内にいた愛犬は(国によって)殺処分すると言われたら.....
私も同じ道を選んだかもと考えたら、涙が止まりませんでした。
幼くてテレビの中の出来事のように見てたチェルノブイリ
まるで映画を見ているようだったけど、あの強烈な匂いで現実に引き戻された9.11
そして、福島
原発だけに限らず、震災、事故、
愛する人との突然の別れ...
決して傍観者でいられない日が誰にでも来ると言うことを
忘れがちになる私なので、今度こそ心に刻もうと思わされた映画でした。
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