指導していると子どもの育て方に気づきます。たとえば
「子どもがやたらと正解を求める子」
です。実際に指導していると
「これでいい?」
「これで合っている?」
とやたらに聞いてきます。そして、確認をしたがるのです。そんなに心配しなくていいのに。この場合は考えられるのは2つあります。
1つは「元々自信のない子」。そして、もう1つが「親が正解を求めすぎるように育てられた子」です。
子どもに対して、干渉しすぎて「正解ばかりを求めるとこれからは生き憎くなっていく」です。
少しだけお話しますと、私相手が中学のときは比較的価値観が大体くまとまっていました。
改めていうこともないですが、「良い学校に出て良い会社に就職して」と。
良い学校偏差値の高い学校で、良い会社とは収入が良くて待遇の良いところです。
ですが、そのあとの30年で大きく変わってきました。今まで大手といわれて会社でもリストラ。
そして、倒産。最近では銀行でもドンドンリストラです。私の世代でサラリーマンになっているでもその会社で生き残っていける人、生き残っていけない人も出てきました。
私達の時代は
大きなマイクロバスで行く旅行。目的地もコースも時間も決められているので、その決められたことをやればいい。
大切なのは乗っているバスの人たちと協力して仲良くすること。
途中止まっても周りの人がいるから真似をすればいいから、トイレ休憩でも周りの人についていけばいい。
今の時代は
各人がマイカーで移動。目的地もコースも時間も自分で決めないといけないので、それが合っているかどうかもわからない。
ただ、自己責任なので自分で判断して、決断しないといけない。
です。これだけ時代が変わってきているので、子どもも生きていくには違ったことが求められるようになってきているのです。
そして、必要なことは「ドンドンチャレンジすること」です。というのもインターネットで仕事をしているためかも知ませんが、世の中の流れが今まで以上に早いです。
たとえば、「うんこドリル」何かも流行りましたが、私はSNSでこの存在を知りました。
他の塾の先生が使っていたのですぐに生徒にも紹介。その何か月後にテレビで紹介されていました。
お母さんからも「先生流行の最先端ですね」と驚きです。それだけ早いのです。
別に私がすごいのではなく、今は情報が飛びかう時代なので、その情報を自分で判断して、試して、自分のものしていく時代なのです。
また、2年前には「ムリだよね」っていっていたとこができるようになっているのです。
たとえば、進路指導。進路指導でやることは2つ。1つは「自分について知ること」。そしてもう1つは「相手について知ること」です。
自分を知ることについて、私が高校生のときには「心理テスト」を有料で受けていました。私は2つ。
それで自分が行きたい学部に向いているのかをチェックしていました。
今は「DNA鑑定」まで出ています。
これで自己分析をするのです。
また、新しい機能も出てきています。新しいアプリやシステムが。そうするとどうなるのか?「新しいことを覚えないといけない」のです。
当然ですが、「失敗してはダメよ」何ていってられません。みんながやったことなら教えてもらうこともできますが、知らないことをドンドンやっていくのです。
調べて、やって、失敗して、そして、修正して、再チャレンジです。今はそんな流れです。
だから、子どもには、「失敗しちゃダメよ」ではなく、「大きな失敗をしないように小さな失敗をして、またチャレンジしてね。
また、大きな失敗をしてもそれを乗り越えてね」という育て方になるのです。
親もドンドン考えてを変えていく必要があります。そして、本質的なことだけを子どもに教えていくことです。
その本質的なことは「興味」や「考えるこ」などです。さらに詳しは明日。