予測不可能なルール。 | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

引き続き

温かいコメントメッセージを

ありがとうございます。

 

気持ちはもう、関西国際空港です。

レンタカーの予約もしたし

もう完璧。。

 

あとは。。

アムステルダム空港の8時間の乗り継ぎを

ウニとどう過ごすか。。

 

あの空港の情報が曖昧で。。

空港のサイトには

出発ロービーでの犬の歩行は可能とあるけれど

KLMエアラインに問い合わせると

バックから出さないでくださいという。。

 

どっちが本当なのかわからないので

出たとこ勝負ですね。。

当日臨機応変に対応ということでしょう。

 

もし、バックから出せない場合は

ウニのために何度か

数十分

トイレにこもるしかなさそうですね。。

 

書類の関係上

乗り継ぎの国で一旦外に出て・・というのが

できないようなので。。

 

だから仕方ないですね。

 

車での移動はあまり心配してません。

 

我が家は長時間ドライブに慣れておりまして。。

 

ここでも11時間ドライブで

サラーラという街に行ったこともあり

さらには

バーレーンからオマーンまで

1日車の中というのもあったりして。。

 

日本はドライブインがあるだけマシというか。。。

 

子供達は多分大丈夫だし

ウニも何回か外に出して

トイレさせれば問題ないです。

 

問題は私。。

逆走しないか心配です!爆

オマーンと日本は反対車線なので。。

大阪で逆走事件が起こったら

それは十中八九私かもです。。失笑

 

そして、以前コメントでご心配いただいた

子供達のパスポートですが。。

これも日本なので問題ないです。

中東で過ごす間

日本のパスポートをベースに生活をしており

子供達の国籍も日本で統一してます。

 

まあ、私が手続きしやすいように

いつもそうしてるのですが!

 

むしろイギリスのパスポートを持ってなかったので

去年のイギリス滞在の時に

手続きして手に入れた感じです。

 

なので、大丈夫でございます。

 

問題は夫。。

夫日本に帰れるのかなあ。。と

ちょっと不安な感じ。。

 

ずいぶん前にこちらの大使館で

コロナ対策中の夫の入国ことについて聞いた時

配偶者なら入国できるという話を聞いたけれど

どうもそれも今は怪しいという情報もあり。。

 

夫がいつ帰れるのか。

国際結婚して

こんなことで悩むことになるとは

思ってもみませんでしたよ。。

 

まあ、夫が半年以内に一時帰国できない場合は

私が夫に会いに行くしかないんでしょうけどね。。

 

そんな余裕あるかな。。涙

 

さて・・

 

今日の話は。。

またまたイラっとしたお話。。

 

 

先日は銀行の話をした。

 

実はあの話はもう1週間前くらいの話。。

 

つまり、小切手は発行されるはずの期間を

過ぎている。。

 

中東で物事をスムーズに運ぶ際に必要なのは

先日話した

係りの人に仕事をさせること。

 

自分の仕事なのに

しないという意思表示を平気でする人が多い。

さらに自分の仕事を客にさせるということを

あえて選択する人が多いこと。

そして、客にさせた自分の仕事を

却下するのを楽しむ輩が多いこと。

 

オマーン人同士で却下する確率は低い。

なので、

オマーン人に仕事をさせた方が

自分でするより早く結果が出る。

 

なので、どんなに簡単そうな仕事でも

客の立場で引き受けない方がいい。

 

つまり、彼らの仕事なんだから

当たり前なのだが

彼らに仕事をさせるために

強気でなければならないこと。

 

 

で・・・この面倒臭いプロセスは

まだ初歩段階で

本当に面倒くさいのはここから。。

 

 

1仕事をさせる。

これをクリアしたら

今度は

2催促する。

これが一番重要。

 

彼らは普通に

「〇〇までに連絡します。」とか

「〇〇までに完了します」とかいうが・・・

この期限が守られることは

そうそうない。

 

私は気長な方だ。

ここにきて

その癖がついた。

 

なぜなら、日本みたいに納期を守るような人は

ほぼ存在しない。

 

時間も期日も

あってないようなもの。

 

だからといって放っておくと

どうなるか・・

 

完全放置される。涙

何も起こらないのだ。

 

その確率は

今までの経験上30%くらいはあるだろうか。。

 

で・・・ほとんどの場合

期日無視で物事が進んでいく。

 

全ては相手の都合。

客の都合は二の次。

 

 

中東でよく思うのは客の立場が弱いこと。

 

スーパーでもなんでも

作業してる店員の方が客に道を譲らせたり

とにかく「お客様は神様」的発想どころか

「お客様は店員以下」な対応が多い。

 

全てが自分の都合や気分が先で

誰に優先順位をつけるべきかという

発想すら存在しないのではないかと

時々疑うほど。

 

なので、その発想で納期が遅れるのは

当たり前といえば当たり前。

 

約束したのだから

この期日に〜っていう考えすら存在してない。

 

そのことに罪悪感がないから

「遅れる」の連絡すらなく。。。

 

うやむや状態になってしまい

ある日突然「できたから取りに来い」という

期日を守れず申し訳ない感じも

何もないどころか

むしろ「やってやったんだから」という風に

感じざる得ない態度で接してくる。

 

 

で、彼らのペースに合わせると

自分のペースが乱れる。

 

なので、期日を守らせるために

催促が必要なのだ。

 

チェイス(追っかける)する。

「まだか?」

「できたのか?」

「期日過ぎたぞ?」とか・・

 

正直、面倒臭いが

これやらないと

期日に間に合わない。

 

いや、少し遅れてくらいなら

この際我慢できるが

それすら叶わないことになる。

 

で・・こんな風に接して

上手くいく確率は五分五分。

 

上手くいかない場合は

とんでもなく遅れて

物事が完了するという。。。

 

この中東スタイルに

もうイライラしかない。

 

きっと

アラブ同士は

こんなことないのか・・

あるのかわからないけども

そんなのはどうでもいい話で。。

 

問題は彼らのメンタル状態が

普通ではないことなのだ。

 

 

先日、夫の学校の開校のことで

国の許可をとるのに

悪戦苦闘した話を書いた。

 

その許可がなんと

昨日降りた。。

 

こんなに遅れた理由は。。

学校に視察に来て

問題なかったはずなのに

書類の不備という。。

 

前にも話したが

この書類の不備というのは

彼らの常套手段。

 

自分たちが混乱してるからなのか

必要な資料やいるものを

明確に示したものを提示してるはずなのに

その通りにしても

これを却下する。

 

ここ中東に住んで思うのは

この「書類の不備」という理由で

却下するのを

彼らは楽しんでるのではないかとさえ

思うのだ。。

 

 

自分に持ってきたこの書類を

難癖をつけて

受け付けない

頼まれて

頭を下げられて

・・そんな環境に酔いしれてるのではないかと思うのだ。

 

そうすることによって

自分が偉いんだと錯覚したいのかと・・・。

 

何度考えても

そうとしか思えないのだ。

 

で・・・

ちゃんとした理由で

却下したなら

誰がなんと言おうと

却下できるはずなのだが

これが、地位の高い人が文句を言うと

あっさり通る。

 

つまり、威張れない相手には

さっと掌を返す。。

 

夫の学校の書類提出も3回ほど却下され

やり直しをした夫。。

 

その度に遅く帰ってくる夫。。

 

流石に3回目で

夫の学校の上役(オマーン人で親戚が偉い人?)が

ここに文句を言うと・・

 

夫が一番最初に提出したものが

受理された。

 

つまり、今までの3回の却下は

全く意味なし。

 

一番最初から受理されるレベルのものだったのだ。

 

彼らの仕事への意識は

自分の気持ちや自分の立場が最優先。

仕事の内容など2の次。

 

中東がお金があるのに

いつまでも発展しない理由は

これだと思う。

 

いつも誰かの利害関係が邪魔して

全く物事が先に進まない。

そして、一番問題なのが

そのことに自分たちが気づいてないこと。

 

他の国だったら5分で終わることが

この国だと2〜3ヶ月かかる。

 

そのことで自分の国が何も進まないことに

彼らは気づきもしてない。

 

先日、夫がアルコールのライセンスを

取りにいった。。

 

 

オマーン、隣のUAEの真似をしてるのか

あっちが真似をしてるのかは知らないが

システムがよく似ている。

 

アルコールを購入するとき

ライセンスなるものがいる。

 

ちなみに、バーレーンにはライセンスはない。

ムズリムでなければ

誰でも買える。

 

で・・オマーンはこのライセンスを取得するのに

お金を払う。

 

 

夫は酒のライセンスをとるために

3万円も払う。

 

で、この3万円を払うと

2年間

3万円分の酒を買える権利を得る。

 

この3万円は手数料?

ものすごーく高いんだけどもね。。

 

で・・

このライセンスが最近切れそうだったので

夫は手続きに行った。

 

その時に必要なものが

政府のサイトにアップされてて。。

その通りの書類を持っていった。

 

 

そこには

パスポートか身分証明書のコピー。

と言うものがあり

夫はパスポートのコピーを持っていった。

 

 

で・・このライセンス発行の場所に

書類を提出すると

「これは受け付けれない。

書類の不備だ」と

突き返される。

 

夫は「書類の不備?

どこが不備なのか?」と問いただすと

「パスポートのコピーではなく

身分証明書のコピーが必要だ」と言い出す係りの人。

 

「いやいや、政府の出してるサイトには

パスポートでも身分証明書でも

どちらでもいいと書いてあるが?」というと

 

この係りの人は

「後ろの黒板を見ろ。

あそこに書いてあるだろ。

あの通りじゃないとダメだ」と言う。。

 

「いやいや、

あんなところに書いてあって

誰が正確な書類を用意できるんだ?

後ろの黒板とか

公式な場所じゃないだろ?」と夫ブチ切れ!

 

これにこの人は

「身分証明書をコピーしてもってこい」と

一歩も引かない。。

 

 

身分証明書は持ち歩いてるため

夫が彼に差し出すと

「コピーして持って来い」と突っ返す。。

 

その彼の真横に

コピー機があるが

使わせることはできないと言う。。

 

「3万円も払うのに

その中にコピー代が入ってないのは

納得いかない・・・」だそうで。。

まあ、確かにそうだけどもね。。

 

夫はマジギレしながら

車で運転して

どこかでコピーしてきて

提出したよう。。

 

公式サイトの提出書類の誤報とか・・・

日本では考えられないし

イギリスでも考えられない。

 

で、間違って掲載したなら

訂正すればいいものを

訂正せず

自分たちだけわかるように後ろの黒板に書いて

何も知らないで手続きに来た人の書類を却下し

突き返すと言う。。。

 

なんとも殿様商売なオマーン。。

 

これ、結構日常茶飯事。。

 

日本な5分の手続きが

夫はこの日3時間もかけて

やっと手に入れたそうな。。

 

夫は

「日本はさ・・

提出書類とか

この書類を出す意味みたいなものが

わかるようになってるんだけど

ここのはね。。

それ意味あんの?って書類の提出が多くてさ。。

しかも、その書類の内容が

逐一変わるんだよね。。

 

で、なんども提出するうちに

最初の提出で良かったって

結論に達するんだよ。。

 

多分書類を受け付ける側の方が

ちゃんとルールわかってないパターン

なんだよね。。


あと、却下してる俺、重要なポジション!

 

って絶対思ってるんだよね。。

しかも、そう言う人が多いんだよな。。

 

で・・、問題は

こっちがこのことをわかってないと思って

やってるんだよ。

 

そんなことのために振り回されるの

もう、うんざりなんだけどね。。

 

俺・・

ヒロなしで

ここで1年もつかな。。」

と漏らしていた。。

 

 

まあ、夫・・

この調子だと

もしかしたらそんなに長く

ここにいないかもですね。。失笑