約束の概念がない 1 | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

昨日は朝からバタバタし・・・

おまけに

夫が生徒から伊勢海老を死ぬほどもらってきたので

伊勢海老相手に戦ってました。

 

夫は毎年伊勢海老を生徒からもらう。

 

しかも、1匹とか2匹とかの単位ではなく

箱でもらう。涙

 

その箱には最低でも30匹以上入っており

サイズも大きい。(大きな鍋に入りきらない大きさ。)

 

魚屋でも開くのか?っていう量で。。。

毎年1回は死ぬほど伊勢海老を食べ

毎年気分が悪くなる。。

 

伊勢海老をもらえるなんて

幸せなことなんだろうけども

人間伊勢海老は最高で2匹だな。

3匹以上だと難しい。。

 

毎年伊勢海老をくれる生徒が

違うというのも驚き。。

 

夫は一体何人の漁師の息子を

世話してるんだろうか・・・。

 

しかも伊勢海老漁師・・・。

 

今年は大量だったようで

いつもよりサイズが大きかった。。

 

なんで、生徒が毎年伊勢海老をくれるのか

不思議に思った私は

夫にその理由を尋ねたところ。。

 

夫いわく

「この生徒は学校を追い出されそうになる程

成績が悪かったので

個人的に指導していて・・

最近やっと成果が出て

なんとか首の皮が繋がったので

家族とその集落が喜んで

そのお礼に

親に持たせられて

実家から持ってくるパターンかな。。」とな。。。

 

「それってワイロじゃないの?」と

私がいうと

「僕も断るんだけどね。。

断ると悲しい顔をして。。

親に言われてるから

どうしてももらってほしいと懇願されるんだよ。

それに生ものだから

いらないと言われても困るみたいでね。。」と夫。

 

「生ものだから断れないという計算のもとか。。

なんだかよくできたワイロだね。。」と私が笑いながらいうと

「まあ、伊勢海老に罪はないし。」と

夫は最終的にもらうらしい。。

 

でも、今回は私が

「全部は持って帰ってはダメ。

食べる分だけ持って帰って

あとは他の先生たちに配りなさい。」

というと

「そうするつもり」と夫。。

 

で・・

イギリス人でシーフードを嫌がらない人は

数人しかいなかったようで。。笑

 

結局、学校で下働きのインド人に

あげたらしい。。

「彼らも

たまには贅沢したいだろうから。」と

優しい夫はいう。。

 

 

でも、基本伊勢海老好きの夫は

12匹も持って帰ってきて。。

 

もう、大きな鍋類は処分したから

持ってないのに。。

どうするんだよ?

と思いつつも5時間かけて

1つの鍋で変わる変わる

伊勢海老を茹でた。

 

茹でるのもさることながら

そのあと頭と尾を外すのが12回もあり

しかも全部巨大サイズ。。

 

私の肘の痛さはマックス。。

ひねる作業は特に痛い。。

多分、自己診断だと

「テニス肘」ってやつなんだな。。

指動かしたり手首曲げたりする作業も痛いしね。。

 

引っ越しの重い荷物を運びすぎて

なった様子。

あと、加齢によるもの?爆

 

もうね。。年取るとろくなことないね。。涙

 

伊勢海老と格闘ののち

やっと茹でた伊勢海老を半分に割り

尾の部分だけを

マヨチーズ焼きにいたしました。。

 

大変美味しゅうございましたが

もう、伊勢海老は良いです。

 

家族全員で6尾頑張って食べましたが

残る6尾はまだ食べれてません。。

 

一応、痛まないように茹でてはいますが。。

 

今日も伊勢海老食べないといけないと思うと

ちょっと憂鬱ですが

夫は今日楽しみにしてるので

また伊勢海老で何かしなくては。。

 

さて、そんな伊勢海老地獄な私の

今日のお話は。。

 

オマーン人の約束の概念・・

 

聞いてやってください。。

 

 

 

 

断捨離で一番苦労したのは

家電を売ること。。

 

家電は夫のせいで

高価なものを購入しており

安く叩き売るわけにはいかない状態のものが

多かった。

 

でも、私の感覚だと

家電は一旦使ったのは

高価なものだったとしても

そんなに高くは売れない。

 

特にここでは。

 

そんなことは

百も承知であったが

夫は全く理解していない。

 

なので、夫は高値で売ろうとする。

 

私はなんども夫に

「この値段じゃあ売れないよ。」というのだが

全く聞く耳を持たない。

 

夫がうるさいので

夫の言い値でサイトに売りに出したところ

全くの無反応。

 

この状態が長く続いた。

 

夫は正直、こういう駆け引きが下手だ。

自分の取引する相手を理解できてないことが多い。

 

他のことは私より優れてるのだが

ここだけは若干微妙。。

 

で・・空振りの日が何日も続き。。

夫はやっと自分のつけた値段が

適正ではないことに気づいたよう。

 

「私の時間を無駄にしよってからに。。」と

若干イラつきながら

私は適正な値段に変えた。

 

しかし、中東はここからが本当の勝負。

この値段になって初めて

交渉に入るのだ。

 

なので、適正な値段はいつも

自分が欲しい値段より若干高めに設定する。

 

しかし、値切り方が半端ではないため

いつも自分が売りたい値段より下の値段になる。

 

まあ、それはなんとなく覚悟はしている。

 

つまり、中東でものを売る場合

・若干安い値段じゃないと見向きもしない。

・若干安い設定の値段でも、そこから値切りを始める。

 

というこんな感じなので

面倒臭いのだ。

 

まあ、確かにこれも面倒だが

さらに問題なのはそこではない。

 

一番の問題は

値切ってこっちがその値段で承諾して

買いに来ると言ったくせに

その値段で買わない

または

買いに来ないことが多々あるのだ。

 

今回もそうだった。

 

今回4〜5件このケースがあったが

今日はその中でもダントツに腹が立ったものを書く。

 

 

ある日のこと。。

この日、ほとんどの家具や家電を売ってしまった。

かなり大変だったが

実際に不要なものが手元からなくなって

処分できたことは清々しい気持ちだった。

 

 

で・・最後の最後

洗濯機と乾燥機をまだ売ってない状態。

 

洗濯機と乾燥機は使うので

まり早く売りたくなかったのも

一つの理由。。

 

で・・

もう一つ実は理由がある。

 

以前、子供のベットを売った時。。

 

ものすごーく安い値段で売ったこのベット。

3000円で売り払った。

 

なので、電話が殺到する。

 

沢山の人が連絡をくれるのだが。。

3000円で安すぎるくらいなのに

さらに値切ろうとする人の多いこと。

 

「悪いけども

この値段で買う人が山のようにいるので

この値段で買えないのなら

あなたには売らない。」と言いながら

ばっさり切る私。

 

そうしないとこの人数は捌けないのだ。

 

そして、私の経験上

値切る人が必ずしも買うとは限らないというのは

経験済みだった。。

 

安いのにさらに値切る人=トラブルメーカー

 

これが私が学んだ構図。

 

特にオマーンは。。。

これが多い。

 

本棚を売った時。。

3500円で処分した。

 

これまた破格の値段だったから

かなりの人から問い合わせがきたのだが

あるオマーン人の一人の女性が値切り始める。

「仕事を失って

お金がないから安くして欲しい」とな。。

 

 

実はこれ、今のオマーンの常套句。

これで交渉する人が多い。

 

本当にお金ないなら

本棚なんて必需品ではないものを

買わないと思うんだけど。

そんなことを思いつつ

「悪いけども

みんな同じことを言うのよ。

だから

この値段で買わないなら売らない。

他の人が待ってるので、諦めて欲しい。」と言ったら

 

「その値段で買うから

私のために取っておいて欲しい。

○時にとりに来るから」という。。

 

仕方ないので

待ってあげたのだが。。

 

やっぱり取りに来ない。

 

時間になっても取りに来ないのは

オマーン人の常識。

 

時間にとことんルーズ。

 

仕事だって休み明けはちゃんと時間通り出勤しない人が多いのに。

 

こんなやり取りで時間守るはずがない。

 

私は「時間になっても来ないので

他の人に回すから」とメールを打つ。

 

 

すると「いや、待って

今そこまで来てる。」と言う。。

 

そこまで来てるのならと待つこと・・

3時間。

 

 

まだこない。

 

 

お前のそこまでって

3時間でもつかない場所なのかよ?

 

って言う怒りでいっぱいになり

私は次の人に声をかける宣言をすると

ようやく現れた。。。

 

 

そして、私にまるで何もなかったかのように

遅れたことを謝るどころか

横柄な態度でやってきた。

これもまた中東あるある。

絶対に謝らない。

 

特に時間に遅れても謝らない。

 

しかし、自分が待たされるのは嫌なようで

文句を言う。。。

 

これが普通。

もう、ウンザリだけども。。

 

そして、この横柄な女性は私に

この本棚を運べと言う。。。

 

私は

「説明した通り

私は運ばない。私は体調が良くないので

重いものは持てない。

だから

きちんと雇うように言いましたよね?」と言うと

「じゃあ、メイドを使うわ。

うちのメイド力持ちなの。」と言うこの女性。

 

どう見てもこのガタイのいいオマーン人のおばちゃんの方が

力持ってそうだけども。。。

 

メイドになんでもさせる。

これ、ここでの常。

 

家事や育児を任せっきりで

給料を支払う能力もないことが多いのに

やけに高圧的で人使いが荒い。

 

やって来たのはこのおばさんの3分の1も幅がない

やせ細ったアフリカ系のメイド。。

 

この人にそんな力はないはず。

しかも、一人で持てるような重さじゃない。

 

そう思った私は

息子に無理のない範囲で手伝うように指示。

 

息子が手伝ってくれるとわかった瞬間から

自分のメイドのようにこき使う

このおばちゃん。。

 

 

腹が立ったけども

早く縁を切りたかったので

私は息子の後をつけて回った。

 

変なことを言いださないように。

 

で・・・

このおばちゃん

車に載せ終わって

私に渡したお金は

3000円。

 

「3500円だけど?

そう約束したよね?」と言うと

 

「今はこれだけしかない。」と

平気で言いながら

持って帰ろうとする。

 

「最初にあなたが3000円と言った時

私は受け付けないと言ったでしょ?

なぜ、こう言うことをするの?」というも

全く聞く耳を持たない。

 

私は呆れた。

 

しかし、もう、このおばさんの顔を見るのも嫌なので

3000円で手放した。

 

この経験から

ベットを値切る人は

バッサバッサと切り捨てたのだが

やはり情に訴えられると

私は彼らに応じてしまう。。。

 

この男性はオマーン人。

子供がいて

このベットがどうしてもいるから欲しい・・・

このベットを買いたい。と言う。。

 

そして値段は2500円で欲しいと言う。

 

 

私は面倒なので

この時振り切ろうとした。

 

理由はお金じゃない。

こう言う人は何かやらかすと

前回までで学んだからだ。

 

 

しかし、食い下がるため

「3000円で買えないのなら売らない。

この値段以外では売らないから

この値段で買えないなら諦めて欲しい。」と言う。。

 

 

すると

「わかった、この値段で買うから

このベットをとっておいてくれ。

土曜日に取りに来る。」と言う

 

この日は木曜日。

2日後に取りに来ると言う。

 

聞けば彼はここから200キロほど離れた場所に住んでいて

今日は行けないと言う。。

 

仕方ないので

「必ず買うと約束するのなら

このベットをとっていてあげる」と言う私。。

 

 

するとその約束は守ると言うので

私はバカなのか

また信じることにした。

 

そして、金曜日。

この日は

家族で出かけることになっていた。

 

すると突然電話がかかって来て

このベットを買うオマーン人が

「今日、マスカットに行く用事があるから

取りに行きたい」と言う。

 

そんなことを言っても

我が家はもう既に出かけている。

 

 

「今日はもう無理よ。

私も用事があるし。」と私は言う。

 

すると

「もう、マスカットの貴方の家に向かってる」と勝手なことを言う。。

 

そう、オマーン人に限らず

中東の人はこの傾向にある。

他人の都合は御構い無し。

 

自分の都合のみを優先。

 

来る前に確認するとか

そう言うセンスはないのが多いのだ。

こと他人に関しては特に。。

 

友人とか家族とかは違うんだろうけどもね。。

 

この勝手なことを言うオマーン人に私は

「じゃあ、夕方に来ていいよ。

7時ごろなら

家に帰ってるから。。」そう告げた。

 

するとその頃に向かうと

合意した。。

 

私はこの日、ゆっくり買い物をし

久々に外で食事をする予定だったのに

この人のせいで急いで帰ることになった。

 

慌てて帰って来て

ちょうど7時に家の前に着くと

誰もいない。。

 

まあね、時間通りに来ないわね。。

 

そう思いつつ

1時間待ち・・・2時間待ち・・・

9時半になっても来ない。

 

 

こんなことなら無視して

食事してくればよかった。

 

私の時間を無駄にしやがって。

 

私は怒り狂いながら

「来るの?来ないの?」とメールを打つ。

すると。。。

「10時に来るって

言ったじゃないか!」とメールが。。

 

はああ??

そんな話になってないし。

 

勝手に嘘をつくこのオマーン人に

私はブチ切れ気味。。

 

そして、10時ごろようやく登場。

 

家族づれでやって来た。

 

この男がベットを解体している間

この人の奥さんは

「他に売ってるものはないのか?」と聞く。

 

なので

「あとはこの洗濯機と乾燥機だけだね。」と言うと

見せて欲しいと言う。。

 

するとこの奥さんは

「これはドイツ製よね?」と

しきりに見る・・

 

SIEMEN だから当然ドイツ製だよ。

と返事をすると

「いいや、このブランドは時々トルコ製があるの。

これはトルコじゃない?」と言うので

私は「いや、これはドイツ製だと書いてあるよ。」と

ラベルを見せる。

 

するとこの奥さんは

ものすごーく真剣に見始める。

 

そして、気に入ったのか

旦那さんと何やら話し始めた。

 

そして、

「この洗濯機と乾燥機は

どれくらいの値段で売るつもりなのか?」と

聞いて来た。。

 

「2年しか使ってないし

どこも問題ないし。。

クリーニングして渡すし。。

2つで4.8万円くらいかな。。」

というと

この二人は黙り込んだ。

 

彼らにとって

これは高い値段だったのだろう。

 

とはいえ、これは夫が

この値段以下は譲らない。

まあ、新品で2つでかなり高価だったので

気持ちわからなくないけども。。

 

まあ、売れねえだろうな。。

と思いつつ

そう言うと

「あとで連絡する」と言う意味深な答えが返って来た。

 

翌日。。

この人から「3万円で2つを買い取りたいと言う。。」

 

私の言い値より随分

安いな。。汗

 

でも、この時は夫が

嫌がって

このオファーを退けた。

 

すると

「もし、売れなくて

売る気になったら

連絡してくれ。」と言うこの人。

 

夫のこだわりのせいで

高価な値段でサイトに出していたが

もう、日にちも迫りつつあり

私は面倒になり

「あの、買うって言っていた

オマーン人に売れば?」と言うと

夫もしぶしぶ諦めて

3万円で売ることにした。。

 

しかし・・・この判断が

さらに波乱を呼ぶことになる。。

 

続く

 

 

 

 

 

 

 

 

ジュエリー関係のお知らせ。。

 

 

今日は新作のピンクサファイアをご紹介。。

 

可愛いんです。。

この指輪。。。

花束みたいで。。

 

ピンクサファイアは0.75ct

その横にはイエローサファイアと

ペリドット

そしてダイアモンドをつけてます。。

 

ピンクゴールドと

ピンクサファイは鉄板なんですよね。。

可愛いんです。。

何回作っても

このコンビが一番しっくり来ますね。。

 

今回ピンクでマット仕上げにしてます。

 

どうでしょうか!

 

なおサイズ直しが無料なのは

今月の25日までの購入、入金済みの方に限ります。

これは全ての指輪に該当いたします。(指輪2の商品も同じです)

それ以降はフライトの関係で

日本でのサイズ直しになり

サイズ直しに費用が発生いたしますので

その点ご注意くださいね!

 

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