東京時間は、ロンドン時間やNY時間と比較すると
どちらかと言うと、レンジ相場になりやすいので、
順張り系手法は効きにくい傾向にあるでしょう。

やはり、トレンドに乗ることを前提にしている順張り系手法だと、
エントリー後にレンジ相場になってしまったら、
なかなか利確できないですからね。

しかし、そんな中でも、
順張り系に属するドラゴンストラテジーFXは
レンジ相場でもそれなりに効いてくれる印象があります。

なぜなら、ドラゴンストラテジーFXは順張り系に属するものの
エントリーのタイミング自体は逆張り系になっているからです。

つまり、高値抜けでロング、安値割れでショートするのではなく、
一旦下がってドラゴンバンドの下限からの反発でロング
一旦上がってドラゴンバンドの上限からの反落でショート
というルールになっているからです。

ドラゴンバンドはボリンジャーバンドの類似品
と見なすこともできますが、イメージとしては、
ボリンジャーバンドの±2σからの反転でしょうか。

なので、仮にエントリー後にレンジ相場になったとしても、
それなりの位置まで反転してくれる可能性はあります。

しかしその分、本当にレンジ相場になってしまったら
利大を目指すことは難しくなりますが。

どんな手法でも一長一短あります。
あらゆる相場に対応できる聖杯は存在しません。

大きな流れに沿って東京時間だけのトレーディング

先日、11日(月)の東京時間に
ドラゴンストラテジーFXでトレードしてみました。

東京時間なのでレンジ相場になる可能性もありますが、
1時間足レベルでトレンドになっている通貨ペアだけを
トレード対象としました。


GBPJPYの5分足チャート
drast19111201
横向き赤色矢印が3つありますが、
最初の矢印の位置でショートエントリーして、
次の矢印の位置で半分利確し、
最後の矢印の位置で残り半分を利確しています。

エントリーする前までは上昇トレンドのようにも見えますが、
これは1時間足レベルで確認すると調整の戻りに相当し、
本道は下降トレンドです。

そして、ドラゴンストラテジーFXのシグナルである
下向き赤色矢印が出現したのを確認してのショートです。

エントリー後は順調に下げていきましたが、
直下のオレンジラインは1時間足レベルでのサポートラインであり、
このライン付近で一旦下げ止まる可能性を考慮して、
まずは、ポジションの半分を利確です。

そして、直下のオレンジラインに到達する前に
手仕舞いの条件に一致したので
残りのポジションも利確決済で終わりました。


GBPUSDの5分足チャート
drast19111202
横向き赤色矢印が2つありますが、
最初の矢印の位置でショートエントリーして、
次の矢印で損切り決済です。

エントリー後は多少含み益になりましたが、
ポンド関連の通貨ペアだったので、
もう少しボラティリティ高く下げると思い、
粘っていたところ、徐々に上向きが優勢となり、
結局、ストップに引っかかって損切りになりました。


USDJPYの5分足チャート
drast19111203
横向き赤色矢印が3つありますが、
最初の矢印の位置でショートエントリーして、
次の矢印の位置で半分利確し、
最後の矢印の位置で残り半分をほぼ同値撤退です。

USDJPYなので、低ボラティリティを前提にしており、
最初の利確も僅か5PIPS程度です。

残りのポジションはできるだけ粘っていましたが、
やはり東京時間のレンジ相場につかまってしまい、
引き下げたストップに引っかかって
ほぼ同値撤退となってしまいました。


EURCADの5分足チャート
drast19111204
横向き青色矢印が3つありますが、
最初の矢印の位置でロングエントリーして、
次の矢印の位置で半分利確し、
最後の矢印の位置で残り半分を利確しています。

直上のオレンジラインは1時間足レベルでの上値抵抗線で、
直下のオレンジラインは1時間足レベルでの下値支持線です。

エントリー後、直下のオレンジラインを割るようなら損切り、
直上のオレンジラインに到達するなら半分利確、
という方針で臨んでいましたが、
レンジ相場に捕まって、結構時間がかかってしまいましたね。

しかし、NY時間に入ってから
ようやく1時間足レベルのトレンドに沿って上昇してくれて、
直上のオレンジラインに到達してポジションの半分を利確。

その後、ドラゴンストラテジーFXのルールに則って
残り半分のポジションも利確決済となりました。


result19111205
結局この日は4回トレードを行って3勝1敗、
分割決済があるので、それらを平均したうえで加算すると、
合計で+27.2PIPSの獲得となりました。

低ボラ相場の中、東京時間をメインにして
これだけ獲れれば十分でしょう。

今回のようにレンジ相場に捕まるケースもありますが、
大きなトレンド方向に仕掛けていれば、
時間経過と共にトレンドが味方してくれるケースも多いですね。

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