『仕事=オフィス業務』の思い込み | 会計事務所応援 ブログ

『仕事=オフィス業務』の思い込み

みなさん、こんにちは。

 

地震や火山の噴火、異常気象など、
これまでに経験したことのない自然災害が
次から次へとやってきています。

 

「50年に一度の...」

「観測史上最大級の...」

「命を守る行動を...」

 

初めて耳にしたときには
恐ろしい思いがしたものの、

何度も何度もそれらが繰り返されることで
徐々にマヒしてしまうような気がしてなりません。

 

とはいえ
私たちが常に晒される危機としては、

「決められた時間に会社にたどり着けるのか?」

「安心して自宅に帰りつくことができるのか?」

といった問題。

 

店舗やオフィスでの業務を
日常としているサラリーマンにとって、

いつも通りに出勤して仕事をするというのは
ごく当たり前のことではあるのですが、
いざそれができないとなると
大きなダメージがあることは間違いありません。

 

そこで、

気象情報に一喜一憂し、
交通情報に一喜一憂し、

 

昨晩の私などは、
台風の通過ルートからはるかに
離れたところに住んでいるにもかかわらず、

 

そうでなくとも通勤時間の長い道のりを
いつもの2倍以上の時間をかけて帰り着きました。

本当に、

気持ちも身体も本当に疲れ切ってしまいますよね。

 

私の妻も、共働きということもあり
同様に帰宅時のダメージでぐったりしていました。

 

ところが、
妻の努めているIT関連企業では

昨日のような通勤に困難を生じるような
事態が予測される場合、
在宅勤務(テレワーク)を推奨しており、

 

当日出勤してきた社員の割合も
いつもより少なかったと聞きました。

 

インターネットの普及により
クラウド環境や情報端末も豊富に揃っている昨今。

 

『仕事=オフィス業務』という考え方自体が、

古めかしいものになりつつあるのかもしれません。

 

とくに、クリエイティブな分野や事務作業に
多くの時間を割く仕事については、

人と人とのコミュニケーションの部分以外には
すべての働き手がひとところに
集まっていなければならない理由がありません。

 

ミーティングや連絡手段についても
いまやテレビ会議やチャットなどが
当たり前のように使われていますから、
それらが原因となって仕事が滞るといった問題は
かなり解消してきつつあります。

 

ましてや、会計事務所のような、
担当者と担当先企業(主に社長)という
特定少数の要素が強い環境で業務を進めていくことが

日常の世界では、

『仕事=オフィス業務』という
発想から脱却しないと、

自然災害への対応ももちろんそうですが、

 

さまざまな問題がこれから次々と発生することに
なると私たちは予測しています。

 

例 ・職員の子育て、介護に伴う離職者防止
   ・資格試験の受験者、病気やケガによる一時
   通勤困難者への対応 などなど

 

近い将来に起こる様々な要件を見越して、
テレワーク環境を前提とした業務スタイルを
所内に確立していくのか、
あるいは「まだまだ必要なし」と後回しにしてしまうのか。

 

行動力の差が、そのままマンパワーの差になって

表れてくる気がしてなりません。

 

というのも4、5年前にはテレワーク対策を
全然意識してこなかった会計事務所も、
この1、2年で随分と様子が変わってきたように感じます。

 

みなさんの事務所では、いかがでしょうか。

 


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