積水ハウスって・・・(地面師) | 保坂つとむの宅建合格塾

積水ハウスって・・・(地面師)

みなさん、こんばんは!

本日の各種報道でご存知の方も多いと思いますが、積水ハウスが被害にあった地面師の事件の犯人が逮捕されたようですね。


んっ、地面師(じめんし)って?

各種公的書類を偽造して、他人の土地の所有者になりすまし、その土地の売却を購入希望者に持ち掛け、代金をだまし取る詐欺で、その多くは役割分担されたグループによって実行されます。
(過去にこのブログでも取り上げたことが有りますので(その過去の記事はコチラ)、覚えている方もいると思います。)

バブル崩壊のあと、鳴りを潜めていましたが、近年、空き家の増加や東京五輪等による土地価格の高騰で、被害件数が増加しているようです。


でも、今回の事件、下記の報道が事実であれば、積水ハウス側も相当ずさんだったようで、被害者だから可愛そうと単純に同情できない案件のようですね。


真の所有者指摘も無視=偽造書類見抜けず―発覚後に社内対立・積水ハウス
時事通信 10/16(火) 16:59配信



この報道を読んでいただくと、「登記済証」、「内容証明」、「仮登記」など、宅建の学習で出てくる用語が多数登場しますね。このような専門的な記事でも、書いてある用語の意味がわかる…というのが、宅建を学習した者の優位性・醍醐味だと思います。

私が予備校で講義をする際、“対抗要件”の説明で必ず具体例として取り上げるのが、この地面師。今回の事件は、来年の講義のネタになりそうです。





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