年の初めから、「統計偽装」だなんだと言ってるうちに、
短い国会は1ヶ月を経て、2月末になった。

予算案は、圧倒的な与党の数のチカラで、「年度内可決」されるのだろうと思う。
中身については、何か意味のある審議があったのだろうか?

3月になれば、与野党とも、

審議よりも選挙、だろう。
特に、できて間もない立憲民主党には、地方選挙も重要な課題だ。

近年言われているように、
与党の「あらさがし」をしたところで、野党の票にはならない。

野党が票を取らなくては、大嫌いなアベ政治が続いてしまう。
モリカケであれだけ疑惑を追求しても、
増えたのはむしろ「棄権者」だったのではないか?

 

となれば、

政権奪取には、「希望」を示すしかない。

 

どんな日本を築いていくか、

誰もが納得できる「希望」があるとすれば、

これはどうだろうか。
「圧倒的な教育・福祉への投資で、景気回復」 という、
専門家のひっくりかえるような話だ。

専門家はひっくり返るかもしれないが、
私はマジである。

あなたも、面白いと思わないだろうか。

大好きな「ベーシックインカム」の発想を、より具体的に、形にするのだ。

〇まず、保育料の無料化にプラスして、在宅で幼児を育てる家族に、「保育料相当分」を現金給付する。
〇続いて、小中学生の「給食費」や「教材費」を公的負担にする。
〇大学生の学費も段階的に無償化する。平行して「返還不要の奨学金」も出す。

〇社会人の奨学金の返還を、段階的に免除する。

 

以上、「子育て」がコストであるという日本の常識をひっくり返すことで、

少子化に終止符を打つ。

 

子育ては親が責任を持つだなんて言っているから、
みんな怖くて子供を持てないのだ。シングルマザー、けっこうじゃないか。
 

続いて、年金の徴収を、段階的にやめる。
年金は、払わなくても現在の国民年金の満額を保証するものとして、
これまで掛けた人は、掛けた金額に応じて、加算がなされるものとする。

 

確実に行政と企業の仕事は減り、家計の負担も減る。

でもって、増税も、別の方面の歳出削減も必要ない。
必要なカネは、ヘリコプターマネーでOKだ。
国債をじゃんじゃん発行し、すべて日銀が引き受ける。
結果として物価が上がり、利率も上がれば、
公定歩合の調整など、古典的な財政政策を復活させることができるというものだ。
円安が進めば、関税にかかわらず輸出が増える。

生産(供給)ではなく、サービス(需要)が、経済を引っぱる。

投資(設備)ではなく、消費(幸福感)が、経済を引っぱる。

経済は驚くほど活性化されて、景気はたちまち回復するだろう。
物価は上がり、税収は増え、
日本はまた、象徴的な意味で、「黄金の国」になるだろう。

 

 

(写真は5年前、地元で放送された小学校の卒業式)