耐水害住宅 | 水道屋パパのブログ

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和歌山市で株式会社近畿住設という小さな水道屋を経営しており、二人の子供のパパとして子育てにも奮闘中です!
パパとしての日常の出来事や、水道屋としての仕事での出来事など色々綴っています。

今回の台風19号は各地に甚大な被害をもたらしました。

犠牲になられた方々のご冥福と、被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。

 

今回の台風の被害を受けて、皆さんはどの様にお感じになられたでしょうか?

先般の台風15号も然り、昨年近畿地方に被害をもたらした台風21号も然り、今後は毎年この様な被害が全国の何処かで発生するのではないかと、私は非常に不安です。

 

「地球温暖化が全ての要因」とニュース等でよく耳にしますが、何の知識もない私には具体的に何をどうすればよいのか、全く分かりません。

 

今回の台風では、風の被害よりも雨(水害)の被害が甚大だと報道されています。

 

先日、たまたま何かの雑誌で目にしたのですが、水害に強い家をハウスメーカーが研究しているそうです。

 

通常の家は、床下が換気できるようになっているので、家の周囲が水に浸かった場合、その換気口から床下へ水が侵入しますが、現在開発中のその家は換気口にフタが付いており、周囲が水に浸かった場合、そのフタが閉じるので水が侵入しないとの事です。

 

また、玄関ドア等にも特殊なパッキンが付いており、ドアのすき間から水の侵入を防いだり、配管にも逆流防止弁を取付けているので、汚水が便器等から逆流して部屋内に噴き出るという事も無いそうです。

 

未だ開発中らしいので詳細は分かりませんが、近い将来商品化されると思います。

 

 

建築に関わる仕事をしている私がこういう事を言っていいのか分かりませんが、地震に対抗して「地震に強い家」を造り、暑さや寒さ対策で「高断熱の家」を造り、今度は台風に対抗して「台風に強い家」を造ろうとしている私たちって一体それで良いんでしょうか?

 

地震は私たちの行為(おこない)と因果関係が無い?ので、それに上手く付き合っていくという意味で地震に強い家はアリだと思いますが、台風や気象の災害に関しては、明らかに私たちの行為によってもたらされていると思うので、それに対抗するのではなくて、そういう災害が起こらないように世界中で手を取り合って、知恵を絞る方が大切だと思います。

 

 

SFの世界だけの話だと思っていましたが、このままだと本当に「地球が人類が住めない星」になってしまいそうです。