おはようございます 京都の小次郎です
今回の「小次郎の京散歩」も京都府京都市右京区花園扇野町(双ヶ岡/ならびがおか)の南東にある律宗の寺院「五位山法金剛院」(ごいざんほうこんごういん)の11月の様子をご覧いただこうと思います。
まずは、法金剛院の池泉回遊式浄土庭園をご覧ください。
前回のブログで平安時代初期にこの地にあった「双丘寺」(ならびがおかでら)が、文徳天皇の勅願により「天安寺」(てんあんじ)に改められたことを書かせていただきましたが、その150年ほど後に天安寺の跡地に建てられたのが法金剛院です。
法金剛院を建立したのは「鳥羽天皇」の中宮であった「待賢門院璋子」(たいけんもんいんしょうし)です。
璋子は卜占により建立の地を天安寺跡地に定めると、阿弥陀堂などの伽藍を整えるとともに、滝石組と流れを伴う大池をもつ庭園を築き上げたそうです。
ご覧いただいている庭園は当時の遺構とされています。
法金剛院の池泉回遊式浄土庭園はいかがでしたか。
次回の「小次郎の京散歩」は、京都府京都市左京区にある紅葉名所の現在の様子をご覧いただく予定です。
今日も皆さんにとってハッピーな一日になりますように!