ぼくはベッド下に

 隠していた

 ゲーム機に電源を

 入れてゴーグルを

 出して見せた。

 見るとまひろが

 ムッとした顔で言う。
「ほら、やっぱりこれでしょ?

 この間見た

 ゲームのゴーグルと

 同じなんだけど!」
 まひろが久しぶりに

 口をとがらせて

 文句を言った。

 ぼくもこれは

 負けないぞと頑張った。
「ぜんっぜん違うんだよ!!

 今敵がいないかどうか

 見てくる。

 当分敵がでないって

 言ってたけど
 あの世界凄く怖くて、

 まひろにはあんな

 気持ち悪いの

 見せられないよ。

 でも敵がいなかったら
 ただ人のいない街だから。

 まひろも歩けばわかるよ!

 ちょっと待ってて。

 いなかったら代わるから。」
 いつものクセで

 立ち上がると

 寝る時間も考えて

 慌ただしくぼくは

 ゴーグルをつけた。

 目の前にぼく用の

 白い鎧がある。
 ぼくが鎧に触れると

 ソウルブレイドが始まる。

 いつもの光のショーが終わると

 ぼくはどこかの

 オフイスビルの

 階段踊り場らしきところに

 立っていた。

 

 

 

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