ではゆづるのがんでも

 大丈夫なのか

 心配になった。
 それに急に

 倒れた時の

 受け入れが

 できるのかもゆづるは

 心配になった。
 それなら急変する

 前に予め病院に

 入院しておくほうが

 問題なく冬子に

 その日に
 移植できるだろうか

 とも考えた。
 何も大きな

 間違いがなく

 上手く手術できる

 ことをゆづるは

 希望した。
 こんなに自分の死後の

 事が心配になるとは

 思わなかった。
 ゆづるは医者に

 自分の体の状態、
 ゆづるが末期がんで

 あること、

 治療を拒否していること、

 こちらの病院に
 入院したとしても

 痛みを止めるだけで

 治療を勧めないで

 ほしいこと、
 ゆづるの死が

 確定したすぐに

 手術ができるよう

 計らってもらうことなど
 細かくお願いし、

 それを傍で聞く

 牧場主は堪らなく

 なって泣き出した。


 
 

 

 

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