PC画面を

 小さなヒヨピーが
 つぶらな目?で

 じーっと見ている。
 内容は業務日報

 みたいなもので

 この書類事態

 まひろには無駄に

 思えた。

「何よ、

 こんなのどうでも

 いいわよ。

 余計な仕事

 させないで早く

 裕也を帰してくれれば
 デートの時間も

 多く取れたのに。

 だいたい営業は

 売ってナンボよ。
 時間の無駄だから

 裕也気にしなくて

 いいわよ。

 あたしが許す。」
 まひろはそう思うが、

 会社の決め事だから

 そうもいかない。
 裕也はパソコンを

 開けてファイルから

 報告書を開く。

 書類についた

 ミスの印を見ながら
 コツコツ直す裕也の顔を

 スクリーンに見て、

 まひろはスクリーン前で

 両手を振って応援した。

「裕也は不器用だけど

 一生懸命な所がいいのよ!

 あたしはそんな裕也が

 大好きよ!」

 するとヒヨピーは

 応援代わりに

 「ユウヤ、スキ」と

 言った。
「スキ。スキ。スキ。」
 小さなまひろヒヨピーに

 好き好き言われて

 裕也は笑顔になった。

 だが、
 ヒヨピーの好き好き

 言う音声が

 聞こえてくると岩崎は

 御堂に愛されて

 いないせいか
 キーボードを

 たたく音がやたら

 暴力的になった。
 

 

 

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