お嫁さんは相当

 悩んでいるようだが、

 おばあさんへの

 言い方が

 身もふたもない

 言いようで
 裕也は戸惑った。

 身体は元気そう

 なのに心は

 病んでいたおばあさん。
 おばあさんが

 探していた

 猫のミカちゃんは

 亡くなっていた。
 それで心の

 バランスが崩れて

 おばあさんの記憶は

 昔と今を

 行ったり来たり

 してるんだろうか?
 裕也が帰りたそうに

 していると

 お嫁さんが

 思いつめた顔で

 裕也にお願いする。
「どうぞ、お夕飯を

 一緒にして行ってください。

 帰ってしまったら

 わたしのせいに

 されます。」
 お嫁さんは

 姑との問題を

 抱えて裕也に

 懇願した。

 そう言われると

 裕也も自分が原因で
 家庭内の問題が

 悪化したら

 どうしようと思ってしまう。
 仕方なく

 お嫁さんの顔を

 立てて裕也も

 ちょっとだけ

 お邪魔させて

 もらうことにした。
 東京でこれだけ

 大きなお屋敷の

 家に住むのだから

 富豪なのだろうなと

 思うが、
 おばあさんの人生は

 あんまり幸せじゃ

 ないのかもしれない。
 

 

 

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